- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408538143
感想・レビュー・書評
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犬が出てくるだけで嬉しいので読んでみたら、展開に意外性があって楽しんで読めました。ちょっと先が想像できないストーリーです。
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資産家のお婆さんが殺害されて、金品盗まれ、犬がいなくなります。
果たして、殺人犯は誰なのか。犬を盗んだのは誰なのか。
読みやすくてサクサク進みます。
途中途中に挟まるわんちゃんの純粋さが良かった。 -
犬をはじめ、ペットは飼い主を選べない。
飼い主は自分の良いような理屈をこねて、多頭崩壊を起こしたり、殺したり盗んだり…はあまりない気もするけど…、捨てたりはよくある話なんだろう。
人よりも犬に寄り添う人がいるのもあり得る話。
飛行機の火事で客室に…っていう話もあった。
でも、手荷物はみんな置いていかないといけない中で、飼い主が「これは命だ、家族だ」って言うのは目に見えていて、「だったら私の全財産も」っていう客がいてもおかしくなく…
その人の正義は必ずしも皆の正義と一致しないのだから、やっぱり、ペットを連れて飛行機は乗らない方が良いのでは?と思ったり…
だから私も飼いたくても飼わないんだけどな…と思ったり… -
推理物。先入観を用いて、読者をその方向へと導いていく。さすがに途中で何か違うぞと気づく。逆にそれで分からなくなる。そこにどんでん返し。してやられた。
最後に刑事たちが見せた粋な計らい。人情物でもあった。 -
全員犬好き。
は言い過ぎですが、犬が重要な役割を担うミステリーです。殺人事件現場から連れ去られた犬、なんのために?その謎を中心に展開される物語です。キーとなる要素が犬である必然性があまり感じられず、自分が特別犬好きというわけでもないので、読み進めていてあまりワクワクしませんでした。 -
とても良い話でした!
犬派の私には楽しめる一冊です。
盗まれた犬を中心に進む斬新なミステリーです。
犬の視点が可愛くて面白い!
ラストはいろいろ驚きました。
そしていろいろ考えさせられました。
動物をお迎えすることについて、人間はきちんと責任を全うしないといけないなぁと改めて思いました。
それにしても…SNS上で人はどこまでも残忍になれますね。
歪んだ正義感を振りかざし「悪人」を追い詰める姿にゾッとしました。
私も気をつけよう。
良かれと思って発言したその内容は相手を攻撃していないか?と常に自問自答しなくてはいけませんね。 -
結末が気になり一気に読んだ。私にとってはまさかの展開で面白かった。犬に裏切るという考えはないというところが印象に残った。今後も大切に育ててあげたい。
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図書館本。
そのチワワにはいくつもの名前がつけられていた。
その犬は殺人事件現場から連れ去られて、新しい飼い主に世話をされていた。犬が人の言葉を話せたら良かったのに・・・。