主よ、永遠の休息を (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408550978

感想・レビュー・書評

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  • こういう軽妙な語り口でバットエンドなのはわりと珍しいように思う。中盤に鶴田が桐江のことを「冷徹で残酷で意地悪な女」と感じる場面が唐突に入るのがちょっ と面白い。その印象も彼女のある種の一面を表してる。とりあえず胸糞悪いので女の子を持つ親御さんは読まないことをお勧めする。

  • 一気読み。書き方が、ちょっと誉田さんっぽくない感じがして、慣れるまで戸惑いつつも、先が気になって、気になって・・・。
    ちょっと、ホントに、悲惨すぎる内容だったけど、読後感は思ったほど悪くはなかったです。
    誉田さんが小説で取り扱う内容は、猟奇的でグロかったり、残酷で悲惨すぎたりと好きではないのだけど、その根底にある誉田さんの、意識とか、思いとか・・・のようなものに、たぶん、惹かれて、それで内容にかかわらず、読んでしまうんだろうな。

  • 誉田作品の多くは猟奇性と後味の悪さが気になって、文章やスピード感などがいいにも関わらずもう一つ好きになれない。
    第二の武士道シリーズのような作品に出会いたいと読み続けて来ましたか、そろそろ見切り時かも。

  • 20140707

  • 読みおわったあとの不快感はピカイチ。

  • 平成26年4月8日開始
    平成26年4月14日完

  • あとがきを読んで、これがストロベリーナイトより前の作品になる可能性が…と知ってちょっとびっくり。ネタがネタだけに姫川玲子シリーズには難しいような気もするが、いつも通り最後まであっという間に読んでしまう展開。途中でなんとなくオチは見えたけど、まさかこう救いのない終わりにするとは思わなかったなぁ。この人の本の場合はハッピーエンドを望んではいけないのだろうか。

  • ストロベリーナイトの姫川シリーズ・ゼロと解説にあったけど、姫川シリーズにならなくてよかった。内容は重いけど、この作者にしてはグロテスクな描写がほとんどなかったし、文体も他の作品に比べて軽い感じで読みやすかった。

  • 被害者は一生癒えることのない深い傷を負わされてしまうのだ。被害者だけではない、被害者の家族も。なのに稲垣満という性犯罪者が、わがままにのうのうと生きている事が不愉快だった。物語の中の事件とは言え、ただただ憤りを感じる。現実にもこういった犯罪は起こってしまう。女性や幼い娘を持つ親には、あまりにもきつく辛い話だ。

  • 新聞記者とコンビニ店員の女交互に物語を進めていく形式のミステリ。

    http://www.horizon-t.net/?p=1176

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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