恋のゴンドラ (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
3.45
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本棚登録 : 7454
感想 : 481
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408555454

作品紹介・あらすじ

真冬に集う男女が繰り広げるラブストーリー。衝撃の結末にあなたは驚愕する! 文庫化に合わせ、書き下ろし短編を追加。

感想・レビュー・書評

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  • さすが東野圭吾さん
    ストーリー展開 が凄かった
    ゲレンデを舞台に幾人の男女のショートストーリーが複雑に繋がっていく(゜ロ゜;ノ)ノ

    俺はひねくれた性格なので(笑)
    ①個人的には、日田君~美雪への告白プラン
    これは告白される美雪が、山で彷徨うことになり、疲労困憊の時に普段用じゃないウェアで日田君が助け、告白……これ…俺だったら凄い怒るよなぁ…これがサプライズ?ロマンチック?と思った
    ②水城君が、木元さんに結婚のプロポーズのシーン…
    水城君は、弥生と不倫したくて迫っていたら
    回りの同僚や友達に促され…その場にサプライズで呼ばれていた木元さんへ水城君がプロポーズ…
    んんん…他人が水城君たちの人生に関与しすぎ…
    そして、その状態でプロポーズする水城君も俺には良く理解出来なかった…
    これはロマンチックなのか?…

  • 【感想】
    決して面白くないわけではありませんが、まったく東野圭吾っぽくない、ヒネリの一切ない薄~~~い内容の小説でした(笑)

    「祈りの幕が下りる時」のREVIEWでも書きましたが、東野圭吾の作品には完成度の高さにどうしても多少の偏りが見られます。
    本作品も、恋愛小説という一般的な娯楽小説としてはまぁまぁ面白くはありましたが、どうしても東野圭吾の他作品のクオリティと比較すると・・・・
    読んでいる時のわくわくドキドキや、終盤のドンデン返しが一切ないのはイマイチなんですよね。

    大ハズレではありませんが、何かもう一つヒネリが欲しかったなぁ。物足りない1冊でした。


    【あらすじ】
    都内で働く広太は、合コンで知り合った桃実とスノボ旅行へ。
    ところがゴンドラに同乗してきた女性グループの一人は、なんと同棲中の婚約者だった。
    ゴーグルとマスクで顔を隠し、果たして山頂までバレずに済むのか。
    やがて真冬のゲレンデを舞台に、幾人もの男女を巻き込み、衝撃の愛憎劇へと発展していく。

    • きのPさん
      emixrockさん
      コメント有難うございます(^^)
      東野圭吾の他作品と比べるとやや劣る作品かなーと思いますが、まぁまぁ面白かったですよ♪...
      emixrockさん
      コメント有難うございます(^^)
      東野圭吾の他作品と比べるとやや劣る作品かなーと思いますが、まぁまぁ面白かったですよ♪
      もし機会があれば、ご一読ください
      2020/03/25
    • トミーさん
      きのPさん
      おっしゃってる意味よくわかります。
      東野圭吾を全て読んだからこそわかることありますね。

      やはり編集者が煽るのかしら?
      数を欲し...
      きのPさん
      おっしゃってる意味よくわかります。
      東野圭吾を全て読んだからこそわかることありますね。

      やはり編集者が煽るのかしら?
      数を欲しがる。
      2020/05/30
    • きのPさん
      トミーさん
      いつもいいねやコメント有難うございます(^^♪

      そうなんですよね。
      全くハズレの作品は殆どないのですが、他の名作と比べ...
      トミーさん
      いつもいいねやコメント有難うございます(^^♪

      そうなんですよね。
      全くハズレの作品は殆どないのですが、他の名作と比べると差異があるというか・・・

      編集者からすれば金のなる木ですからね(笑)帯タイトル詐欺が多すぎます。
      2020/05/31
  • スキー場を舞台とした全7編の連作恋愛短編集。
    知人に勧められたが、序盤で(こんなの東野圭吾じゃない)という偏見と、(スノースポーツに興味がない)という無関心により、読書放棄寸前だった。

    なんだかんだ読み進めていくとクスりと笑えたり、ヒヤヒヤしたり、微笑ましい場面もあったりして、最後は爽やかな読了感が得られた。

    しかしながら私はやはり、ミステリー東野圭吾が好きだ

  • すっごく久しぶりに東野圭吾さんの作品を読みました。読みやすかった~スラスラ読めてあっという間に終わっちゃった。
    ゲレンデで起きる悲喜こもごもが第三者として見るとおもしろかったです。
    当事者だったら絶対こんな状況に陥りたくない。
    とりあえずコウタは駄目だ。
    浮気する男はみんな懲りないもんなのだろうか……あんな地獄のような思い(と言っても彼女の方がよっぽど辛い思いしてるけど!)したにも関わらず、また同じことを繰り返そうとし、あげく、自分の過ちを浮気相手のせいにし、笑い話にまでする始末。
    人間関係って見えないだけで結構綱渡りしてるのかもしれない……ちょっと足を滑らせただけで綱から落ちるように、簡単に崩れ去る脆いものなのかもなぁと思っちゃいました。

  • 今までのイメージを払拭するような、著者の新たな
    ジャンルを感じることができました。
    あるスキー場が舞台の連作短編集で、登場人物が
    多くて、整理するのが大変でしたが、最後に伏線が
    回収されて、スッキリしました。私の個人的な意見としては、もうちょっとどんでん返しが欲しかったなと、感じました。東野圭吾がゲレンデが舞台の恋愛ストーリーを描くとは、まったく思いませんでした。最後に絶叫したくなると思います。(特に女性の方)

  • ハラハラドキドキさせられて、やばいやばい言いながらも、お顔はニヤニヤで楽しんでいました。

  • 男って!まったくもう、懲りないんだから!

    でも、その男をコロッと許しちゃう女も女だよな…

    バレてほしいのにハラハラしちゃって、意外と楽しく軽く読めた。


  • 読む本が無くなってしまい、書店で平積みされていたので購入。

    まぁ、東野先生の作品は間違いはないだろうと(*^▽^*)

    短編なのだが、それぞれの話が繋がっていく。
    東野先生が大好きなスノーボードの恋愛ドタバタ小説(笑)

    最初の話と、最後の話がそんな感じで繋がるとは(笑)

    東野作品は手放しで面白い(*^▽^*)

    ミステリ好きの私には、東野先生の期待値が高すぎて★★★の評価をつけたが、サクサク読めて、それなりの衝撃があって、しっかり楽しめるのは流石東野先生!!

    ただ、女にとっては少し痛いストーリーでもあった(^◇^;)

  • ゲレンデを舞台とした爆笑恋愛コメディ。連作短編。

    口八丁のモテ男水城と鈍感不器用男日田のホテルマンコンビ、軽薄尻軽男の広太らが女性陣と繰り広げる恋の駆け引き。ドロドロしていないのがいい。広太を巡る2回の修羅場が見物。

    気軽に読めて、楽しめた。

    • アールグレイさん
      norisukeさん、こんにちは♪
      このところ恋愛ものは読んでいません。
      キュン~っとなる本、久しぶりに読みたくなりました。でも、図書館のリ...
      norisukeさん、こんにちは♪
      このところ恋愛ものは読んでいません。
      キュン~っとなる本、久しぶりに読みたくなりました。でも、図書館のリクエスト本が最近波のように襲ってきます。
      東野圭吾さんで恋愛ものなんてあるんですね!
      (*^_^*)
      2021/09/26
    • norisukeさん
      ゆうママさん、コメントありがとうございます。
      違和感なく読みましたが、確かに、純然たるラブコメ、他にないかもしれませんね。レアものなのかも!
      ゆうママさん、コメントありがとうございます。
      違和感なく読みましたが、確かに、純然たるラブコメ、他にないかもしれませんね。レアものなのかも!
      2021/09/26
  • スキー場を舞台としたコメディ愛憎劇。
    第1章からすでに心捕まり終始楽しく読めました。
    様々な出来事、様々な人間模様。
    それをひとつにまとめてドラマにする手腕はさすが。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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