- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408558349
感想・レビュー・書評
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次々と死体が見つかり、どれも首筋に2つの穴から血液を抜き取られている事が判明し、吸血鬼の仕業と言われながら、捜査に加わる三人組。相変わらずのドタバタと推理が面白かった。
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面白かったです。
終わりの方で、まさか鷹央先生のライバルになるような医者が出てくるかな?と思ったら、最後は...でした。
今回、鴻ノ池さんがだいぶ出張ってきたので小鳥遊先生の出番が薄いかなぁと思ったけど、やはり鷹央先生の一番の理解者は小鳥遊先生でした。
なかなかなタカタカコンビでした。次回も楽しみです♪ -
少し寂しい結末…
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1年ぶりの新作、14作目になるが、相変わらず見事。ちゃんと医療ミステリーになってるんだよな~ いつも書いてるが、実写化して欲しいなあ、このシリーズ・・・
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首筋に2つの傷痕があり全身の血液を抜かれた遺体が立て続けに見つかった連続殺人事件。どう考えてもオカルトでしかあり得なさそうな事件をともすると飛び道具的な設定も用いながら最終的には医療ミステリーの枠に収める手腕が見事。今作はかなり巧みに、しかも多くの伏線が張られている。「我々は警察や名探偵ではなく医者」というシリーズに対するある意味でメタなツッコミ台詞が伏線に化けるラストも綺麗な締め方。
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今年もこのシリーズの季節がめぐってきた。
今回は古風?に吸血鬼殺人事件だ!
身元不明の遺体からは
血液がすべて抜かれていた。
第一発見者の男の証言で明らかになった
犯人と思われる男の風貌。
青白い肌に闇に光る犬歯、腕にコウモリの刺青。
続けて同様の事件が発生して
世間は「吸血鬼のしわざでは」と噂するが。
で、桜井刑事たちがこの不可思議な謎を
鷹央のもとに持ち込んできたため
警察ではやらないような
アクロバティックな操作方法で
少しずつ解決に近づいていくのです。
裏にある社会的問題が鍵。
語り口は軽いけど、中身は重め。
鷹央ちゃんが積極的に「家」を出る変化
小鳥先生も気になっているようですね。 -
贖罪の仕方には
様々な方法があるわけだが・・・。
罪に罪をかぶせても
罪を罪で拭っても
決して前には進めない。 -
【請求記号:913.6 チ 】