あまのじゃく人間へ―いつも考え込み自分を見せないあなた (青春文庫) (青春文庫 え- 2)

著者 :
  • 青春出版社
3.26
  • (1)
  • (5)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 76
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784413090148

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • いやいやながら勉強すると好奇心をもって愉しみながら勉強するのでは愉しみながら勉強した方が身に付く。
    宇宙の大きなリズムの中で我々はいろんな感情を持ち、様々な生命と触れ合いながら行き続けているんじゃないか。そういう風に考えて差し支えない。
    人生でも、あまり目先のことばかりに気を取られていると判断を狂わすことがよくある。いま不幸だと思っている人でも、人生の全体が不幸だとは限らないのです。
    人が誰かにわらいかけるというのは、そいつと親しくなろうという意志表現だと思う。微笑みかけられて、気分を害すヤツはいない。
    何事も限界をすぎると善にも悪にもなる。どんなに正しい理念でもそれが極端に走ってしまうと、悪を培養してしまう。

  • 遠藤周作氏の本です。
    心の海を探ると共におすすめです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

遠藤周作の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×