10代のための疲れた心がラクになる本: 「敏感すぎる」「傷つきやすい」自分を好きになる方法

著者 :
  • 誠文堂新光社
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感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416519387

感想・レビュー・書評

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  • 中学、高校のころ、本当に困っていた頃に出会いたかった本だった。イラストやチェックリストがあったり、注目させたいところは太字になっていたり、項目の個数や全体的な空白がいい量だったりして、とっつきやすい本だと思います。

  • 振り仮名がふってあったりマンガが少し入っていたり読みさすそうだなと思って借りてきたけれど、文字が全部黒く所々太字になっているだけで何が重要なのかわかりにくかったです。背中の緊張のほぐし方を学びました。

  • ★ 広国大の電子ブック ★
    メディカルオンライン から利用

    【リンク先】
    http://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=5271

  • この本に出会って、みんな何かに悩んでいる。困ってることがない人なんて居ないんじゃないかな〜と思えるようになりました。(笑)
    たまに周りの人は、自分がしっかりとあってすごく見えることがあるけど、実は余り変わらないのかもしれないな

  • HSPや思春期、日本人の気質についての知識と対処法の本

    文字が大きく読みやすいが、内容自体は浅いので本当に10代向けに書かれた書籍。


    あくまで悩んでいる人や当てはまる人に向けての参考書であって、こういう気持ちに悩んでいない人や傲慢でHSPやマイナス思考を理解できない人には読んでもらいたいけどあまり深く理解してもらえない気がするのでおすすめはしない。l

  • 表紙、各章冒頭の漫画のいつかさんの絵は柔らかいタッチで好き。ジャケ借りと言ってもいいかも。10代のころの自分と重ねながら読んだ。文章も優しい語り口で、悩んでいる10代の人たちがこれを読んだら、いくらか気持ちを前向きにできるんじゃないかな。各章冒頭の漫画は心にしみる。

  • 敏感すぎる、傷つきやすい、若者に対し、自分で自分の心をセルフケアできる方法をアドバイスしてくれている。(栗林先生)

    ※本学学生はOPAC経由で電子版を閲覧できます。

  • 著者は精神科医。医学的な観点で書かれている。
    難しい医学用語はなく、中高生に読みやすい内容。

    心の病にも対処法はある。それを知らずに、また知ろうともせずにストレスを放置し、どうにもならない状態で来院する人もいる。心の病は自分が治そうと思わないと治らない。

    ストレスによる症状は3つに分けられる。
    ①心理的な症状
    ②身体にあらわれる症状
    ③行動にあらわれる症状

    自律神経失調症という正式な病名はない。そういう状態を指すだけ。さらに、自律神経の乱れは薬では治せない。

    思春期はガラスの心。
    ・起立性調節障害
    ・過敏性腸症候群
    ・睡眠障害
    ・過換気症候群
    自律神経のバランスが乱れ、これらのことが起こりやすい。

    high sensitive person(HSP)とても敏感な気質。

    ムカつくの裏にある感情。「悔しい」や「がっかり」だだたりする。感情を上手く表現する言葉がみつからなくて、なんとなく手近な言葉を使ってしまう。「ウザイ」も同じ。わずらわしい、うるさい、面倒くさい といった不快な感情を表している。「死ね」はもっとひどい。自分の前から消えてくれ、自分に関わらないでくれ、もう話したくない、あなたが嫌い、あなたが憎いなのかもしれない。手近な短い単語で済ませてしまっている。これは自分の感情を、ひとまとめにして乱雑にバケツに放り込んでいるようなもの。

  • 他人の負の感情や強い刺激を受けるとひどく疲れ,立ち直りも遅いので時間を無駄にしてしまっているようで,この気質をなんとかしたいと長い間悩んでいました。その折,HSP(Highly Sensitive Person)という存在について知り,もしかしたら自分のことかもしれないと思い,手っ取り早く知ることができる本としてこの本を手に取りました。
    この本には思春期の悩める少女少年へのアドバイスを中心に,ストレスを感じる脳の仕組み,HSPの特徴やチェックリストなども載っていて役に立ちます。
    HSPは病気や障がいではないため診断を受けられませんが,おそらく私はHSPなのかな〜と思いました。この本に載っている敏感な自分とうまくつきあう方法を実践してみようかなと考えています。
    同じような悩みがあるひとはぜひ読んでみてください。

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著者プロフィール

山梨県甲府市生まれ。北海道立札幌肢体不自由児総合療育センター小児精神科医長。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て日本神経学会認定医の資格を取得し神経内科医として勤務。感覚運動障害に興味をもち研究しながら感覚統合療法セラピストの資格を取得。北海道大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程にてシナプス生化学の基礎研究を終了後、障害児医療分野に転向。1993年以来、現職にあり、自閉症などの発達障害児者の診療を続けている。障害児者の高次脳機能障害と知覚特異性に興味をもっている。

「2006年 『自閉症者からの紹介状』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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