仕覆作りは茶道の楽しみ、暮らしの彩り: 世界にひとつの、心を包む袋

著者 :
  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416618721

作品紹介・あらすじ

「仕覆(しふく)」とは、茶道で使う茶入れや茶碗などの道具類を入れる袋のこと。
器に合わせて布や紐を吟味した美しいものを添えるのが習わしだ。
さまざまな形に沿うよう、ひとつずつ採寸して手縫いで作るのも特徴。
茶道具のみならず、お気に入りのグラスやジュエリーケースといった大切なものに合わせて作れば、
その楽しみは幾重にも広がっていく。

本書ではそんな仕覆のさまざまな使い方や基本の作り方を紹介する。
たとえば、父親に、使わなくなったネクタイでぐい飲み入れを作ったり、
ワイン好きの友人にワインボトル入れを作ったり、
もちろん自分用に作って部屋に飾ったり……。
仕覆作りに出会ったことで、人生が豊かになったという著者が、
仕覆の魅力を余すことなく伝える一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 茶道はやらないけれど、更紗などの布が好きで、「仕覆」というものに憧れる。
    実際にどのように作るのだろうか、と手に取って、早々に、まともに裁縫ができない人間に作れるものではない、と音を上げた。
    手芸書としては自分には難易度が高い内容だったけれど、紹介されているさまざまな裂の仕覆はどれも素敵で、眺めているだけで楽しい。

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著者プロフィール

田中真紀子(たなか まきこ)
神田外語大学外国語学部英米語学科教授。教育学博士。神田外語大学児童英語教育研究センター(CTEC)センター長。上智大学卒業後、上智大学大学院よりMA(修士号)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校よりMA(修士号)、同大学よりPh.D.(博士号)を取得。専門は教育学(英語教育、児童英語教育)、応用言語学。「神田外語大学児童英語教員養成課程」を開発し、現在プログラム責任者。現在、市の英語教育推進事業の有識者代表を務め、また県や市の教育委員会委託で、小中学校の教員研修なども行う。主な著書に『はじめてのTOEFL ITPテスト 完全対策 改訂版 』(旺文社)、『英語のプレゼンテーション〈スキルアップ術〉』『小学生に英語の読み書きをどう教えたらよいか』『小学校英語内容論入門』(1章2節「読むこと、書くこと」担当)(以上、研究社)など。

「2020年 『絵本で教える英語の読み書き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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