海野和男の昆虫撮影テクニック:デジタルカメラによる

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  • 誠文堂新光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784416812334

感想・レビュー・書評

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  • 凄すぎてまねできません。

  • 海野和男の昆虫写真の撮影マニュアル。
    生物の写真の中でも、昆虫というのはあまり人気の無いジャンルかもしれない。彼はこの世界の第一人者で、初心者向けに機材の選び方から撮り方まで指南する。
    ニッチな分野ということもあって、カメラの選択も独特で、小さな生き物を撮るためにコンデジからフルサイズまで様々な機材をフル活用する。
    機材はセンサーサイズとレンズ選択、撮影では構図と被写界深度の取り方が重要。コンデジでも驚くような写真が撮れる。この世界では必ずしもデジ一眼が良いわけではない。TPOに応じて使い分けが必要。
    フォーサーズが昆虫撮影に向いているようですが、良いマクロレンズが無いのが悩みだとか。センサーサイズが小さく被写界深度が深いほうが良い写真が撮れるそうで、フルサイズの活躍の場はあまり無さそうです。
    昆虫は面白そうな被写体ですが、虫が好きか言われると、、、。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784416812334

  • 僕は水中では魚を中心に、そして陸上では昆虫や花を中心に、写真を撮っています。
    陸上は我流で撮っているので、撮影に関する書籍を探しては、参考にしています。
    そんな僕のまさに指南役となってくれているのが、昆虫を中心とする自然写真家、海野和男。
    これまで、この方の写真集や撮影に関する書籍を数冊、読んできました。
    書店を徘徊していたら、撮影に関する僕の疑問に答えてくれそうな、この本が置かれていたので、読んでみることにしました。
    この本全体を一言で表現すると、「昆虫撮影に関する技術を、ディープに語り抜いた一冊」。
    まずカメラの選び方から始まり、レンズごとの撮影の注意点、ストロボの使い方、そしてさまざまな昆虫に対する撮影のポイントが説明されています。
    おそらく、カメラが趣味でも昆虫を撮らない人には全く、興味が湧かない一冊だと思いますが、今の僕には「おー!」と思うところの多い、刺激的な一冊でした。
    これまで僕は自然光のみで撮っていたのですが、この本を読んでまずは、内臓ストロボを使ってみようと思いました。
    そしてレンズもあれこれ欲しいし、外付けストロボも欲しいし・・・散財してしまいそうな予感です。

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著者プロフィール

海野 和男(うんの・かずお)
一九四七年東京生まれ。東京農工大学卒。昆虫写真家。『昆虫の擬態』(平凡社)で日本写真家協会年度賞。『世界のカマキリ観察図鑑』『世界でいちばん変な虫 珍虫奇虫図鑑』『増補新版 世界で最も美しい蝶は何か』『蝶が来る庭』『ダマして生きのびる虫の擬態』(いずれも草思社)ほか多数。公式ウェブサイト「小諸日記」を運営。

「2023年 『ファーブル昆虫記 誰も知らなかった楽しみ方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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