- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784422211701
感想・レビュー・書評
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アラジンをきっかけに興味をもち一読。
イスラム教の始まりから今までがわかりやすくまとまっている詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まず、ことばありき。
「イスラム教」を理解するために、まずなんと言っても「コーラン」が出発点である。
その「コーラン」は、マホメットが発した「神の啓示」を、死後に集めてまとめたもの。
そのため、マホメットの生きた時代背景が色濃く反映されているとともに、マホメットの優れた詩人としての才能も垣間見える。
詩的な響きに満ちたことばは、人の心を動かし、突き動かし、従わせさえする。
イスラム教は、マホメットの詩的なことばから始まったのだ。
やはりまず、ことばありき。
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その昔やっていた某宗教団体から離れてからというもの、アブラハムの宗教全般に関心を持つようになった。イスラムという宗教自体ベールに包まれていたところ、手に取った一冊。ある意味キリスト教以上に、キリストがいた時代の価値観を受け継いでいるのかもしれない。イスラム教国マレーシアに、旅行する前に読んでいてよかった。
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生涯と言っても、記述そのものはあっさり目で粗筋風味。コーランに敵が二倍以上なら敵前逃亡してもいいなどと書いてあるとは……比較的新興なだけに合理的な面が多々あるとは聞いていたが、ちょっと驚いた。
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メッカからメディナに移ったムハンマドは大きな変貌をと経ていった。以前は迫害されていたが、指導者になった。
ムハンマドやイスラムは奥が深いが興味深い。 -
Anne-Marie Delcambre
(1943年生まれ) -
う〜ん。普通。
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イスラームについて興味をもちはじめ読み出したこの本ですが、きれいなカラーの挿絵もあり読みやすいです。すごく調べ上げている内容。ムハンマドの背景からくるムハンマドの行動が書かれてあり、納得しながら読み進めています。とても読み応えのある本です。