虹色ほたる: 永遠の夏休み

著者 :
  • アルファポリス
3.80
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本棚登録 : 779
感想 : 133
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434108716

感想・レビュー・書評

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  • 少し前に読んだ。
    とても読みやすく、惹き込まれるように読み進めた。
    さえこがユウタと同じような境遇にあったことは
    なるほど、おもしろい、と作品の構成にアッパレ。
    考えてもみなかったことなので驚きである。
    夏休み、最初は長いけれどだんだんとずっと夏休みだったらいいのに〜
    という無理な願いを神様にしたりする。
    毎日遊んでばかりで過ごした若かりし夏休み。
    小学校、中学校くらいに読みたかった本。
    そうしたらもっとユウタたちと同じ気持ちで読めたのにな。

  • 登場人物が魅力的。青天狗の厳しいけど本気で体当たりしてくるような人は、今では珍しいのではないかと思う。急に過去で設けられた時間の中で、ユウタは今を生きるということを改めて学ぶ。

  • 心が落ち着く物語。

    蛍が見たい。
    子供の頃の夏休みっていいな。

    ちょっと内容忘れかけているから
    また読めたらいいな。

  • 小六の娘が本屋で表紙とタイトルに魅かれて読んでみたいというので購入。「いいお話だったよ。ママも読んでみて。」と薦めてくれた。

    タイムスリップもののファンタジーで、命の重み、「生きる」意味を学び成長していく姿が描かれており、思春期の子どもがいいタイミングでこの作品に出会えてよかったと思えた。

  • 限られた時間、時が来れば忘れて全てが元通りになってしまう時間。その中で自分がどれだけ一生懸命に生きられるか。

  • 心がぽーーっとあたたかくなる。
    夏休み、お祭り、蛍…キーワードだけとっても
    鼻の奥がツンとなるのに、もう。
    児童書ながら(否、児童書だからこそ)
    気持ちよく心を揺さぶる。

    ゆうたもさえこちゃんもケンゾーも芳澤さんも
    あの青天狗だって優しくて大好き。

    立派な大人ではなくても、立派な人間には近づけているかな。

  • 資料番号:020174603
    請求記号:F/カワグ

  • 古本屋で見つけた児童書。
    久しぶりに児童書でも読んでみようかなと購入。
    こういう、爽やかな夏休み系の内容好きだなぁ。
    夏が好きな私としては、一緒に夏休みを味わった気分になりました。
    トリップ先の昭和時代を知らないけれど、いつの時代の小学生も根本的には変わらないなぁと思いました。朝から夕方まで外を駆け巡り、スイカをお腹いっぱい食べて、お祭りを全力で楽しむ。
    楽しいことを存分に楽しむ姿は懐かしさを感じました。
    児童書だけれど話も面白くて、どうなるのかなとわくわくしながら読み進めました。
    読んでいくうちにいろいろ分かってきて、悲しくなったりもしました。
    最後はこうなってくれたかー!と、これくらい幸せになる話の方が読んでいて楽しいし、幸せな気持ちになります。
    生きる力を貰いました。虹色蛍、私も見てみたいです。

  • 胸キュン。
    最後はうまく行き過ぎ?かもしれないけど、それが良いんです。
    エンディングだけ読み返してしまう。
    中学生くらいの時に読めてたら、なお良かったかなと。

  • 描写に疑問がある箇所もあったが、概ね楽しめた。内容的には高年齢の人も対象にしているようでいて、そこまで深くないので、入り込めないかな。中学生くらいに向けたお話なのかな。

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著者プロフィール

1971年、岩手県生まれ。2004年、パソコンで文章を書く楽しさに目覚め、ホームページを開設。同年、サイト上にて『虹色ほたる~永遠の夏休み~』連載開始。大きな反響を呼び、2007年に同作でアルファポリスから出版デビュー、累計40万部突破の大ヒットとなる。2012年には東映アニメーションにより映画化される。

「2018年 『幽霊屋敷のアイツ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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