眼の神殿: 「美術」受容史ノート

著者 :
  • ブリュッケ
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本棚登録 : 65
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (393ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434141706

作品紹介・あらすじ

高橋由一の「螺旋展画閣」。その形象をなぞるようにして、「美術」概念の受容にまつわる思考が結晶化してゆく。制度‐施設史を主柱として、さまざまな次元にわたる明治期の史料がいっせいにざわめきたつライヴ感に充ちた歴史叙述。第12回サントリー学芸賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • (図書館員のつぶやき)
    佐賀でもちょうど明治維新150年事業の博覧会があったばかりですが、明治といえば
    生活、政治、文化、そして芸術にも新風のオンパレード!この本にも挿絵や写真がありますから読みながら、古いというより新しい美術の歴史に触れるような感じと思います。読んでみらんですか。

  • 眼の神殿―「美術」受容史ノート

  • 近代美術論[Modern Art Theory]

  • 『眼の神殿』を明治期の日本において「美術」という領域をつくったドキュメンタリーとして読む。NHKのプロフェッショナル的に。でも登場人物は複数人だからプロジェクトXかな。
    http://twitter.com/#!/strsy/status/10565096721
    いずれにしろ、戦後の海外での評価や批評家と作家の関係など「現代美術」の領域が生まれてくる議論ともオーバーラップして読めた。
    http://twitter.com/#!/strsy/status/10565190385

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著者プロフィール

北澤憲昭(きたざわ・のりあき):1951年生まれ。美術評論家、美術史家。武蔵野美術大学客員教授、女子美術大学名誉教授。著書に、『眼の神殿』(ちくま学芸文庫)、『岸田劉生と大正アヴァンギャルド』(岩波書店)、『「日本画」の転位』『〈列島〉の絵画』『逆光の明治』(ブリュッケ)、『アヴァンギャルド以後の工芸』(美学出版)、『美術のポリティクス』(ゆまに書房)、『反復する岡本太郎』(水声社)など。

「2023年 『増補改訂 境界の美術史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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