虹色ほたる: 永遠の夏休み (下) (アルファポリス文庫)

著者 :
  • アルファポリス
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本棚登録 : 666
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434145902

感想・レビュー・書評

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  • それなりに楽しめたのだけれど…
    やはり少し子供っぽすぎた印象。
    小学生くらいの時に読んだらもっとワクワクしたのかなぁ。残念。

    夏のスペシャルドラマとかで映像化したら楽しそうだなぁと勝手に想像。
    虹色に光る蛍、私も見てみたい。

  • 結末、ばっちり予想できちゃったけど、村の住人にでもなったかのように、グイグイ気持ち持っていかれました。。。

    今を一生懸命に生きる。
    そして、
    誰かを大切に思う気持ちは、その時の記憶がなくなっても魂に刻み込まれている。。。

    記憶を超えた2人の運命に、キュンキュンです( ; ; )

  • ほんわか。

  • ありがちなタイムスリップの話と思っていたが、今を生きることの大切さが強く伝わってくる。

  • 上巻と同じ。

  • 私がこの物語を知ったきっかけは映画からでした。
    独特なタッチで描かれたアニメーションと、古き良き日本の夏の風景が、主人公の数奇な夏休みとともに表現されており、とても感動しました。
    そしてこのストーリーが小説から映画化されたものだと知り、本屋に駆け込み、さっそく購入。表紙の絵がとても奇麗で、特に単行本の表紙は素晴らしいです。文庫本は上下巻に分かれていましたが、私は文庫本が好きなので、そちらを購入しました。

    物語は夏休み中、現代っ子の小学6年生のユウタが、亡くなった父との思い出の地であるダムを訪れるが、災難に見舞われ、気を失ってしまう。やがて目が覚めると、そこはタイムスリップした1970年代の村だった。そこでサエコ、ケンゾーらと出会い、一ヶ月間の夏休みを過ごすことに。様々な楽しい思い出が作られていくなか、やがてユウタは待ち受ける切ない運命を知ることになる。

    児童書ということだけあって、簡単な文章で構成されており、普段ほとんど小説を読まない私でも苦労なくスラスラと読めました。夏の照りつける太陽、ジリジリとした暑さ、蝉の鳴き声。読んでいた時期は冬でしたが、汗が出てきそうなくらい鮮明に想像できました。

    そして何と言ってもこのストーリーがとても切なく、泣けます。
    タイトルでもあるように、蛍にも関係しています。最後はハッピーエンドで、読後感も気持ちのいいものになっています。

    児童書ですが、大人でも十分に楽しめます。むしろ大人の方に読んで頂きたい。
    誰もが経験した、あのかけがえのない大切な夏休みを思い出させてくれる最高の本です。

  • 2014-40
    青天狗の言葉に感動した。
    最後はこんな形で再会するのね。

  • 児童書。
    字もデカくてわかりやすい内容でさらさらと読める作品。
    夏休みにちょっと不思議な体験をするってテーマが子供らしくて好きです。
    上下巻に分かれていますが、分ける必要はなかったような…。あと最後は想像通りの展開で若干盛り上がりにかける感じでした。

  • ユウタがタイムスリップした30年前の田舎の村。
    元の世界に戻らなくてはならないユウタに
    ケンゾー、さえ子との別れが近づいていた…

    …子供には…いいんじゃないかな…
    わかりやすすぎて、もういい大人の私には…
    子供の頃を懐かしく思い出そうにも
    主人公が男の子だからかな…
    今ひとつ感情移入もできず…
    こういうノスタルジックなもので「電脳コイル」は
    大好きなんですが…うーん…

    ケンゾーが実は死んだお父さんの子供時代だったら
    ★が2つに減るところでしたが
    さすがにそれはなかったですね…
    雷を表現するのに「ガガガーン!ゴオォ…」など
    カタカナ描写が多いのは最近の小説の流行りなのかしら…
    ネット小説なんだな、と妙に納得。

    ただ、さえ子の元の世界に戻る辛さ
    青天狗の人柄なんかは…ちょっとうるっと…
    あっ…そうか…
    全体に説教っぽいから苦手なのか…

  • 少し予想できたかも?でも、共通する想いや感覚がありました。

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著者プロフィール

1971年、岩手県生まれ。2004年、パソコンで文章を書く楽しさに目覚め、ホームページを開設。同年、サイト上にて『虹色ほたる~永遠の夏休み~』連載開始。大きな反響を呼び、2007年に同作でアルファポリスから出版デビュー、累計40万部突破の大ヒットとなる。2012年には東映アニメーションにより映画化される。

「2018年 『幽霊屋敷のアイツ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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