奇跡の日本仏教 (詩想社新書 4)

著者 : 島田裕巳

制作 : 発行 詩想社 発売 星雲社 

• 星雲社 (2014年12月5日発売)

作品紹介・あらすじ

廃仏毀釈と国家神道の時代から、終戦後の創価学会、立正佼成会などの新宗教の勃興、バブル期を背景としたオウム真理教などの新新宗教の台頭など、仏教の近現代史をたどりながら、奇跡的にいまに至る日本仏教の特異性を明かし、日本人の宗教が、いまどこに向かおうとしているのかを読み解く。

感想・レビュー・書評

[bunchinloveさんの感想 · 2015年3月1日]

分かりやすいが、もっと個別事例に特化した島田先生の本を読みたいなあ。

著者プロフィール

島田裕巳（しまだ・ひろみ）：1953年東京生まれ。宗教学者、作家。東京大学文学部宗教学宗教史学専修課程卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任し、現在は東京女子大学非常勤講師。現代における日本、世界の宗教現象を幅広くテーマとし、盛んに著述活動を行っている。 著書に、『日本人の神道』『神も仏も大好きな日本人』『京都がなぜいちばんなのか』（ちくま新書）『戦後日本の宗教史――天皇制・祖先崇拝・新宗教』（筑摩選書）『神社崩壊』（新潮新書）『宗教にはなぜ金が集まるのか』（祥伝社新書）『教養としての世界宗教史』（宝島社）『新宗教　戦後政争史』（朝日新書）等多数あり。

「2023年 『大還暦 人生に年齢の「壁」はない』 で使われていた紹介文から引用しています。」