- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434260858
感想・レビュー・書評
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2020.10.27 読了
仕事でちょっとイライラして、それを上司にぶつけそうになった自分に嫌気が差して
どうしたら、マインドコントロールできるんだろうと思って手に取った本。
これが全てじゃないだろうけど
こういう考え方もあるんだな、と思った。
前の仕事場では、「怒られることが仕事」って入社研修で言われたけど、自分が怒られることも、誰かが怒られるところを見ることも苦痛だったから、なかなかそれが仕事だって割り切るのが難しかった。
結局、違う努力をして、それもまた自分にとって負担になったところで、仕事を辞めたんだけど。
今は、怒らないし、めっちゃ仕事できる先輩を尊敬してる。その人の下でする仕事はめちゃくちゃやりやすい。
だからこそ、違う先輩と仕事した時に、すごいイライラしてしまうんだけど。
ふと冷静になると、自分の至らなさだったり、どうしようもないことだったり、相手も人間であることだったりと、怒った自分を反省するんだけど。
その冷静さにすぐに切り替えられない時があって、そういう時は、きっと心の余裕がないんだろうなぁ。
お金に余裕があるとかないとかが心の余裕に繋がることもあるだろうけど、この本を読んでいると、お金に頓着がないことが心の余裕に繋がるのかなって。
頓着ないから循環がよくなって入るお金も増えるのかなっていう印象。
欲はキリがないからなぁ〜
やりたいことが、お金に直結することの場合は、心の余裕がなくなりそう。
逆に、著者のように何でもかんでも「ネタ」だと考えることは、お金に直結しないから、心の余裕になるんだろうなぁ。
むずいな。頭では分かっていても。
なかなか感情がついてこないことも多いから。
まぁ、脳だけじゃなくて、感情にも癖があるような感じもするし。それを明らかにすることが先決な気がする。
この本のような考え方は、持っていて損はないと思う。
できるかできないかはさておき。
ふと、思い出すくらいで良いと思う。
そうすれば、なんかきっと怒りが沸いた時に、その時の自分に何が必要かがわかる気がする。
あくまでも「気がする」。だから☆は3。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・怒っている人のほとんどは、心に余裕がない人。
・失敗した人を怒るよりも、助けてあげたり気づかせてあげたりする方が、より深い信頼関係を築ける。
・事実は一つ、解釈は無限。ポジティブな方向に自分の考えをもっていく。
・まず相手に共感し、寄り添ってあげることで関係を築く。その段階を踏んでからでないと、相手は話を聞いてくれない。
・徳川家康の遺訓「怒りは敵と思え」
・よく怒る人の脳は成長しない。
・職場では、怒りを鎮め冷静に対処していく方が物事は円滑に進む。しかし結局「表面は冷静でも、内面は怒っている」状態ではストレスが溜まっていくばかり。
・怒りが生まれるまでは①出来事の認識②出来事に対する意味づけ③怒りの発生 という3つのフェーズに分かれる。この②意味づけに焦点を当てると怒りは生まれなくなる。
・真面目、完璧主義も怒りが現れやすくなる。ゆるいくらいがちょうどいい。「こんなこともあるさ」「まあ、しょうがないよね」「まあ、いいか」ぐらい。
・成功している人は、常に相手軸。「ギブ、ギブ、ギブ」の姿勢を崩さない。
・本当に怒らなくなるためには、心に余裕をもつ必要がある。
※年収別に人の行動を区別していたので、そこに交換をもてませんでした。 -
図書館でたまたま見かけ、斜め読みでそのまま読了。
具体的なシチュエーションにおける3パターンの思考が見れるのでとてもイメージしやすかった。大らかな考え方が勉強になり、特に「人生ネタ作り」という座右の銘がとても気に入りました!
読んだ翌日の朝、言うことを聞かない子供たちにいつもと変わらずカミナリを落としてしまったので実践できるまではまだまだかかりそうです笑 -
年収が高い人の思考を知れて良かった。「そもそも」と考えるのが多いんだな。
過去と他人は変えられない。なぜかこのフレーズで2回とも止まって、動けなくなった。なんでだろう。
「年収1億円の人は」を繰り返し書くのがなんか違和感。わざわざ言わなきゃなんないのかな?
怒りについて年収別に具体例を上げた本は珍しいとは思うけど、そこだけくどく感じた。 -
図書館でなんとなく目に入った本。
仕事でもよくイライラしてるな自分、というか怒りがモチベーションなんじゃないか?と感じてしまうことすらある私。
怒らないよう、怒りを感じないよう、心に余裕を持ちたいな〜と思う。
本の中では、
自分の都合しか考えられず怒りを露わにする年収300万、出来事にイライラしつつも前向きに目的思考で行動をする年収1000万、心の余裕でその他者のみになって行動に移したりポジティブに自分のネタやメリットに変える思考をとる年収1億円に分けてケーススタディがある。
ほんとかよ、と思いながら、そういう考え方もあるんだなと頭に留めておきたい。
そういう他者思考、俯瞰した余裕のある思考ができる人が人を惹きつけ、最終的に1億円プレーヤーになるのだと。
また後半は怒りをコントロールには、
1事実がおきる
2その事実を解釈する
という2つ目のステップにおいて怒りに導かない解釈をすることを紹介。
一般的なアンガーマネジメントだけど、改めて気をつけたいと思う。 -
これまでのアンガーマネジメント本とは違った視点で怒りと向き合える一冊。
怒りを覚えるさまざまなシーンに対して三者三様の捉え方を教えてくれる。自分の中の怒りを客観的に捉えられるだけでなくステップアップした考え方を同時に得られる一冊。
怒りことが如何に無駄であるのか、諭すように教えてくれ、時々また読み返して自分の立ち位置を確認したい。
Kindle Unlimitedで読んだけれど、改めて紙の書籍を買って手元に置いておこうと思った。やはり本って得られるものが多くて面白い。 -
想像することで許容できること。
ある意味、怒りとは他責思考。
というのが自分にはしっくりきました。
著者の他の本も読んでみたくなりました。 -
主語をyouにして物事を考える。
事実に対する解釈の仕方で、全てが変わる。
尊敬する人になる。
など、参考になった。 -
会社に読ませたい人が何人かいる。
私も怒りの感情が無くなるよう意識したい。 -
【要約】
[怒ることの4大デメリット]
①怒ると人が離れていく②ストレスが増える
③怒ると成長できない ④怒ると健康に悪影響
→性格は「ゆるい」くらいでちょうどいい
→完璧主義はNG❌
[とっさの怒りを鎮めるための5つの処方箋]
①10秒時間を稼ぐ ②その場から離れる
③言葉で自分をなだめる④尊敬する人になりきる
⑤怒りつつある自分を俯瞰する
→結局は「人生はネタづくり」何事も面白がる
→どんなことも笑に変える
【まとめ】
・怒っているうちは、いつまでたっても成功できない
・事実はひとつ、解釈は無限大 すべてを自分のプラスに変える