- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784476011999
感想・レビュー・書評
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ベルクソンの講演集。主に精神について論じている。「意識と生命」は『創造的進化』をコンパクトにした内容、「魂と身体」では心身二元論を批判している『物質と記憶』のコンパクト版、「生者の幻と心霊研究」では、科学が排除した心霊研究について語り、「夢」、「現在の記憶内容と誤った再認」では、それぞれ「生への注意」をキーコンセプトに、夢とデジャビューが語られる。「知的な努力」では、学習や創造をする精神の特性について論じ、イマージュと図式の間で精神が往復することを論じる。「脳と思考」では再び心身二元論、觀念論と実在論、および平行論を批判している。
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[ 内容 ]
ベルクソンの哲学を最もよく理解する方法は、ベルクソンの哲学の方法をそのまま実践して、ただちに「出発して歩くこと」である。
そしてベルクソンの思想に直接入っていくことである。
「意識と生命」「魂と身体」「夢」などをめぐる、講演・論文集。
[ 目次 ]
1 意識と生命
2 心と体
3 「生きている人のまぼろし」と「心霊研究」
4 夢
5 現在の回想と誤った認知
6 知的な努力
7 脳と思考、哲学的な錯覚
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
ベルクソンの小論集。ベルクソン哲学の一貫したテーマといえる「純粋持続」への理解を深めるためにもぜひ読んでおきたい。
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ベルクソンが心霊現象、死後の魂について語る。