- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478009321
作品紹介・あらすじ
不況の霧が晴れた時、まったく新しい競争地図が現れる-。耳あたりのよいニュースを鵜呑みにし、この嵐を縮小均衡で乗り切ろうと考えている企業は、いかに業界大手であろうと、おそらく敗者となるだろう。しかし、この困難な環境を正しく見極め、次に訪れる「新しい現実」を読み、大胆な改革と賢明な投資を推し進める企業には、成功が約束されている。未来の「優勝劣敗」はいま決まる。
感想・レビュー・書評
-
読むものが全然なくなってしまった結果手をつけた。。
うんうん 業界一位ほど健全なのですね…
Sep, 2014詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■マーケティング
A.景気後退期の課題に立ち向かうためのアプローチは、次の通りである。
・マイナスの影響を把握する経済危機の期間と深刻さに関する複数のシナリオを描き、最も起こりそうなシナリオを見極める。
・自社が被る影響を最小化する財務基盤、既存事業を守るための打ち手を見出す。
・景気後退期に長期的な優位を築く将来に向けた投資を行うとともに、業界構造の変化を予測し、自社のビジネスモデルをこれに適応させる。
B.景気後退期にあって、先行きがまだ不明確な今、企業はデフレとインフレ両方の環境に応じた戦略を策定すべきである。そのためには、次の3 つのステップを踏む必要がある。
1.課題を定義する:顧客や流通チャネル、競合他社などで何が変化しているのかを精査し、その影響を検討する。
2.打ち手を策定する:「コストと組織の効率改善」「積極的な売上拡大策」「商品とプライシングの適応」の視点から打ち手を検討する。
3.行動を起こす:打ち手の選択肢に優先順位をつけ、考えられるアクションのポートフォリオを作って、実施する。 -
読もう、読もうと思いつつほったらかしに。
やっと読み終わりました。
ちょっと遅かったか。
不況期にどれだけ筋肉質な経営にできるのか、すごく重要な話しで、結構言い古されているのかもしれないけど、意外とできないんですよね。
リーマンショックから、EUと不況ネタはつきない今日ですが、こんなときこそ当たり前のコスト削減を徹底できるかどうか、なんですよね。 -
財務関係の話が大部分。
もっと、不況下での攻めの戦略の話を入れても良いな、と。