菜の花食堂のささやかな事件簿 きゅうりには絶好の日 (だいわ文庫) (だいわ文庫 I 313-2)

著者 :
  • 大和書房
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本棚登録 : 766
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479306405

感想・レビュー・書評

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  • 2巻目。スキマ時間に読むのにちょうどいい話が沢山。どこから読んでも多分わかるかも。先生の推理が分かりやすくてミステリー初心者にもいいかも。

  • シリーズ2作目。

    今回も料理教室の人の悩みや、料理に関わる問題を先生と解決していくお話で、どうなるんだろと気になってどんどん読めました。
    ただ今回は自転車でお年寄りにぶつかっておいてそのままにする子や、謝りに行ったけども、マルシェで売っているドライカレーを学祭で転売していたり、先生のレシピをブログで自分が考えたかのように上げている人がいたりと、ちょっと嫌な人が原因のミステリーが多く残念な気持ちにもなりました。

    でもマルシェに参加したり、瓶詰めなどの新たな商品販売に取り組んだり、香奈さんという押しかけ弟子を取ったりと新たな挑戦もたくさんあって、今後が楽しみになりました。

    気になっていた先生と娘さんのその後は語られてないんですね。
    留守を守ったりして協力したんだから、すぐに説明しても良さそうだけど。
    いつ分かるのかなー

    香奈さんが前作で出てきた婚約者とは別れて新しい恋人が出来ていたり、村田さんと息子さんが和解してたりという展開は面白かったです。
    続きも読みたいです。

  • 前回に引き続きほのぼのしていて良かった。
    私も野菜を使って美味しいご飯を作りたい。

  • 書店ガールより、こっちのシリーズの方が好き。

  • 心温まる人情系ミステリー第2弾。
    舞台は菜の花食堂のお料理教室から街の外へ。
    いろんな経験をして生きてきた人は、心情を汲み取ったり、ふっと見逃してしまいそうな言葉や行動に気付いたり、また癒したり解したりも出来るのでしょう。
    靖子先生の住んでいる街に私も住みたい。
    弟子入りもしたい。

  • シリーズ2作目。
    こちらも、テンポがわかってきたのでサクサク読めた。ひとつひとつの事件は軽いものばかりだけど、謎をサクッと解決する様子が痛快でクセになる。
    前作最後のフランスで生活している娘と孫の話がサラッとしか書かれていなかった。次作に詳しくあるのかな?気になる〜。

  • 前作の娘さんの話の続きかと思いきや、日常のお話だったので一冊飛ばしてしまったかと思った。いつか話してくれる日が来るのかな。

    カレーとウドの話は、ちょっとヒリッとしたかな。
    ウド、食べたことないから食べてみたくなったね

  • 美味しいと評判の菜の花食堂の第二弾です。靖子先生の推理力で謎を解き明かしていきます。助手の館林優希さんも料理教室やらで大変そうです。毎回心温まるお話が多くて、ほろっとさせられる事もあります。ダメは事はダメと教える事の大切さもありました。その中で今回、自分の事を話したがらない靖子先生に関わるお話は、財産のお話でしたがこれをキッカケに菜の花食堂がもっともっとたくさんの人に知ってもらう機会が増えるのかと思うと嬉しいし、瓶の販売など気になり続きが早く読みたいと思いました。

  • コージーミステリーって言うのか。日常の雑知識なかなか興味深かった!

  • だんだん、お話の世界が広がっているようで、狭くなってきた?香奈さんにここまで手伝ってもらわなくても、と思ってしまうし、他人の(牧さんとか、先生の)出自に関わる大事な話がこんな風に軽く(牧さんは出会い頭に、先生はチャラい税理士の下世話なパーティーで)明かされるのが、嫌だったし、先生や優希さんをもっと丁寧に扱ってほしいと思ってしまった…。
    工場みたいなのもいきなりつくっちゃうし…。
    少し期待しすぎてたみたいです。第3巻に期待、
    また期待しすぎている!

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著者プロフィール

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。大人気シリーズ作品「書店ガール」は2014年度の静岡書店大賞「映像化したい文庫部門」を受賞し、翌年「戦う!書店ガール」としてテレビドラマ化され、2016年度吉川英治文庫賞にもノミネートされた。他の著作に「銀盤のトレース」シリーズ、「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、『スケートボーイズ』『1939年のアロハシャツ』『書店員と二つの罪』『駒子さんは出世なんてしたくなかった』『跳べ、栄光のクワド』などがある。

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