- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479392743
感想・レビュー・書評
-
見て見て病こじらせすぎ…36才なのにイタい。
7万円のワンピ買った帰りに立ち食いソバを食べる、とか
王室御用達のシャンプーを冷たいタイルの風呂で使う、などが印象的。
物欲に溺れてひたすら苦しがってる。きっとこの人、永遠に夢見る少女なんだと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
呼吸が難しくなる街東京で生きながら、この文章に呼吸を助けてもらっているような感覚を覚えた 雨宮さんが亡くなっている事実に実感がわかない。
-
痛い、昏い、深淵。
初めての雨宮まみ。こんなかんじか。
と思っていたら、、亡くなられていたのですね…なんか、やっぱりなという気持ちになってしまった。
この感性ではな、と。本当のところはわからないけれど。
読んでる途中で亡くなったことを知ったことでフィルターがかかった感じで読んでしまうんじゃないかと思ったけど、案外大丈夫だった。
東京に焦がれる。台風のような。 -
「若さ」と「幸せ」が印象的だった。
年をとることに、もう少し希望を持ってもいいのかもしれない。幸せの形なんて人それぞれだし、思う存分幸せを望んでも良いのだと、胸を張れるような気がする。 -
普通 よくある いいんじゃない もう一度は読まないけど かる〜〜い感じ そうねぇ東京を生きるね
-
こじらせ女子。
作中の「居場所」と「若さ」が良かった。
年齢を重ねるごとに失われるハリや潤い。
自分も、賞味期限はとっくに切れている。
でも自分より年上の魅了的な女性は、東京にたくさんいて。その先輩たちの後に続きたい、生き方を真似たいと、本当に思う。 -
福岡から上京し、東京で生きる日々を綴った、筆者のエッセイ。
“東京”という磁場に惹きつけられる筆者の心模様と故郷に対する複雑な思い。 -
http://lineblog.me/ha_chu/archives/67276069.html つながりで。故郷を憎み、東京に溶け込み、東京の人になろうとして、なのに東京でも屹立してる人でなければ、東京の人だなんて言えない気がして、生活を削って華やかなものを纏うことのアンバランスさに気づいたり、もしも死ぬならダンスフロアで死ねたらいいという思いに自らの「生命力」を感じたり。ここまで自分をさらけ出し、痛めつけ、それでも東京への愛と憎んでいたはずの故郷への愛を確認する、凛とした姿勢を感じた。
-
もっと早く彼女の著作に出会いたかったなあと思う。自分のことじゃないかと思える箇所がありすぎた。哀しき共感。
-
エヴァのサルベージ計画を連想してしまった。東京というハコで、LCLが流れだして、プラグスーツを着た雨宮さんが液体に同化してしまう。読んでるとき、頭のなかで♪私に還りなさい ~♪て、「魂のルフラン」が鳴っていました。東京は電車で気軽にいける場所だった私は、計画にまぜてもらえない。共感はないけど、繰り返し読みます。