過去と和解するための哲学

著者 :
  • 大和書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479393054

感想・レビュー・書評

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  • 過去トレ

  • 過去と和解することは、過去を忘れることではない。受け止めて、悔やむ。なんであんなことしてしまったんだ、と自分を責めて、自分と仲直りすること。特に、それをトレーニングと呼び、和解のためにはそのトレーニングを何度も行うしかないという考えは面白かった。

  • ビブリオバトルチャンプ本('18.4 教員大会)

  • 一般書の顔をした専門書。
    哲学の基礎知識がないと完全に置いていかれます。
    文の構成にまとまりがなく、例え話も突然あちこちに飛躍するので、結局何が言いたいのかよく分からなかった本でした。

    過去と和解したい。
    そのヒントになる様なもの、答えはこの本にはありません。
    ただあるのは、著者の世界観と哲学の羅列です。
    個人の頭の中を覗いてみたい人には良本かもしれません。

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著者プロフィール

山内 志朗(やまうち・しろう):1957年山形県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。慶應義塾大学名誉教授。専攻は哲学。著書に『天使の記号学』『存在の一義性を求めて――ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命』(以上、岩波書店)、『ライプニッツ――なぜ私は世界にひとりしかいないのか』『〈つまずき〉のなかの哲学』(以上、日本放送出版協会)、『普遍論争――近代の源流としての』(平凡社ライブラリー)など多数。共編著に『世界哲学史(全8巻、別巻1)』(ちくま新書)などがある。

「2023年 『中世哲学入門 存在の海をめぐる思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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