格差社会スパイラル コミュニケーションで二極化する仕事、家族

  • 大和書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479791997

感想・レビュー・書評

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  • コミュニケーション能力
    →相手を「話したい」という気にさせる能力

  • 文字が大きくてサラッと読めた。
    子どもの創造性を高めるには
    ☆親が本を読む
    ☆両親が知的な会話をする
    ☆コンサートや展覧会に連れて行く
    というのが印象的だった。

    格差は連鎖する、というのは否定できない。
    精神的にも物理的にも、ゆとりある生活をするためには1人しか産めないな、と常々思っていたのだが、やはりそうだと思った。
    そしてまもなく生まれてくる子がコミュ力がある子に育つよう、(それが、我が子の幸せに繋がるように思えるので)意識して育てていきたいと思った。

  • ある種科学的でないとんでも本。
    でもそうだよね、と思わせるだけの説得力はある。印象にのこった話をいくつか。
    人間にとって人間は味方であると同時に一番の敵であり、それを見極めるために脳は発達する。すなわち脳はコミュニケーションにより発達する。
    よってコミュニケーション能力の差が人生に格差をつくる…と。でさらにはそうした格差は固定化する。なぜならコミュニケーション能力のない人はコミュニケーション能力のある人をそだてられないから。また、めぐまれない境遇で単純労働にいそしむ人を支えているのは夢である、とも。期待がなければ人は努力しなくなってしまうのだ。
    それ故現代、はモノではなく幻想にお金を払う時代なのである。

著者プロフィール

大阪府出身。京都大学法学部卒。華々しい英雄伝が好きですが、裏話的なテーマも、人物の個性をあぶり出してくれるので、割と嗜みます。著書に『世界ナンバー2列伝』(社会評論社)など。

「2016年 『童貞の世界史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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