- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480030443
感想・レビュー・書評
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飄々とした雰囲気になごむ、杉浦ギャグ。
食い逃げ上等。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桃園彦次郎という剣道場主の話。が、弱っちくてやたら逃げ足が速い。そんな男の日常を描いた漫画。大円団なんてありません。ありませんけど、ずっと読んでいたくなる漫画。残念ながら、薄い本。
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とんでもねぇ野郎の可愛さ狡さを愛でて欲しい。
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主人公の桃園彦次郎は確かに「とんでもねえ野郎」のようです。端から見てる分には楽しいですが、知り合いになるにはちょっと躊躇しちゃう…そんな人です(^-^;;A。
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大好きな杉浦日向子の中でも好きな作品のひとつ。
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タイトルどうりとんでもない野郎の話です。
こんな奴居たら絶対関わりたくない!と言いたいところだけど憎めない、良い奴なんです。
大恩寺何かはだから友達を辞められないんだと思うんですよね、
でも何よりとんでもないのは後書の杉浦さんの幼少時代だと思う… -
主人公は貧乏道場の道場主・桃園彦次郎。
友人に酒をたかり、決闘をすっぽかし、鰻を食い逃げし、知人を謀って酒を飲み、まつたけをドロボウし、郭で無料で豪遊し、他人を騙して酒にありつく。武士の風上にも置けない男、まさに「とんでもねぇ野郎」。
そんな愛すべき小悪党と彼の妻、幼友達ほか、愉快な仲間たちの短編漫画集。
杉浦日向子の本のうち、もっとも気楽に読める一冊。 -
江戸もの。
主人公の開いている道場は子供ばかりでほぼ託児所だし、決闘を挑まれようものならこずるい手でサッサと逃げる(弱いから)。
ひょうひょうとしててダメな大人なんだけど憎めない。
面白かった。 -
江戸時代が舞台の漫画。
江戸らしくない、旦那を立てる設定だけど…
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「浮世絵漫画」というか江戸マンガの杉浦日向子さん作品。
江戸の下町道場主の主人公のあっけらかんとした、とんでもぶりがなかなかの傑作。
ご新造さんや、お人よしの幼馴染の与力、犬に、吉原の呼び込みまで、みんな手玉にとったり取られたり。からりとして痛快。
読みきりタイプで、どこを読んでも丁寧な細やかさと時代考証あり。
「風流江戸雀」などと作風や雰囲気などが似ているもの。
出版年月日等 1995.7
NDC(8版) 726.1
【江戸・マンガ】