大学受験のための小説講義 (ちくま新書 371)

著者 :
  • 筑摩書房
3.70
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本棚登録 : 421
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480059710

感想・レビュー・書評

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  • センターで小説問題をぼろぼろ落とすこの状況を、何とか打開しようと取り組みました。従って前半しか読んでません。申し訳ない。
    それでも取れないものは取れないのですよ…;という感じでした、はい(笑)

  • 大学入試の過去問とそれの筆者による解説。読んでみて、小説ってこんなに深いのか!と思った。そんなに心情とか情景とか考えて読んでなかった。
    でも、むずかしい。文学は向いてないかも。

  • 大学入試の過去問とそれの筆者による解説。読んでみて、小説ってこんなに深いのか!と思った。そんなに心情とか情景とか考えて読んでなかった。
    でも、むずかしい。文学は向いてないかも。

  • まあさらっと読む感じですね。
    なるほど、と思う部分も多くあったけど、やっぱりこういう参考書的なものの”公式”はあまり過信しすぎず頭の隅に置いておくのが一番かな。
    あ、でも内容は面白かったですよ。

  • 俺が中高とぼんやりと不満に思っていて、
    大学に入ったら逆に考えなくなってしまった、
    「国語のテスト」の問題を批判してくれたような本。

    受験じゃ本当の小説の読み方はできないんだ、という主張に共感。
    他の人が小説をどう読んでるかって、実はあまり分かっていないんだけど、
    この本では入試問題を「ネタ」にして、石原さんの丁寧な読みがみられるので、
    大学で「文学」を学ぶ人がどういうことをやっているのかがわかるかも。

    5章に見られる「茶料理」の読解には感服。

  • 高校時代の現代文の先生が言っていたことの多くがここにありました。
    この本は大学受験生以外でも絶対に役立ちます。と言うよりは、点を取るための受験生には少し不向きかも。小説の質の良い読み方をするための手引きに相応しい本だと思います。

  • 小説がよめるようになります。うちの尊敬する国語教師にすすめられた一冊。

  • 小説が読める人になるための第一歩を踏み出すための本です。やはり参考書形式ではありますが、受験においては実践的ではないかも。むしろ、表現の細部に拘り深読みをしたい人、小説をじっくり読みたい人への手がかりとなると思います。

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著者プロフィール

1955年生。早稲田大学教授。著書に『漱石入門』(河出文庫)、『『こころ』で読みなおす漱石文学』(朝日文庫)、『夏目漱石『こころ』をどう読むか』(責任編集、河出書房新社)など。

「2016年 『漱石における〈文学の力〉とは』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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