ホンネで動かす組織論 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
3.09
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480061645

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  • 本書では、関係者利益と調和するホンネを盛り込んだ組織改革が有用であると述べられていた。従来型のタテマエ主義が通用しなくなった理由として、1)「所属組織よりも自分の仕事に対して一体化し、仕事を通して自分の目的を達成しようとする人々」の増加、2)個人主義の台頭などが挙げられており、その根拠を豊富な事例を示しながら説明されていた。組織改革の到達点として、「組織に属しながら自営業のように働く「半独立型」」があると言及した著者に同意できた。特に「タテマエとホンネ」が論理的にわかりやすく解説されていたところが良かったと思う。

著者プロフィール

同志社大学政策学部教授

「2022年 『何もしないほうが得な日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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