- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480067456
感想・レビュー・書評
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1995年がこんなにターニングポイントだったとは。当時、7歳。なにもわからないなりに、考えるっていうことを始めた年齢な気がします。
ヒントがありすぎたのでここでは書きません(笑)
今年はさらにそこから20年ということだけ追記しておきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
阪神大震災、地下鉄サリン事件、ウィンドウズ95の発売、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の放映などの出来事によって記憶される1995年を、政治、経済、国際情勢、テクノロジー、消費・文化、事件・メディアの6つのテーマに渡って概観し、現在とのつながりを明らかにした本です。
著者の本ではいつものことなのですが、分析装置の鋭さに欠ける一方で、時代を象徴するようなさまざまな徴候をざっくりとすくい取って大まかな絵図を描き出すような論調になっています。それでもやはり、もう少し議論の焦点を絞ってほしかったという感想を抱いてしまいます。 -
1995年を日本の戦後からの歴史の一つの転換点と捉え、1995年に起きた様々な出来事の歴史的な意味を考える。
様々な出来事を振り返ってみると、あれから時代は大きく変わったのだなと実感。 -
阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件がおき「戦後史の転機となった年」とされる(?)1995年にフォーカスして、事件、芸能、スポーツなど様々な角度から紐解いていく。
歴史はテーマを時代の流れで語られることは多いが、本書のように1995年と縛って色々なテーマを取り上げられることは少い。
ああ、そうだな、懐かしいなと思うが、そこから更に話が広がらないと言う意味では、やはりあまり需要の無い切り口なのだろうなとも思う。
自分史を作ろうかなとは思う。
【面白い】
常に新しい通信メディアの動向に敏感なのは、ギークとヤクザと不倫カップル。 -
大学に入った年。すごく思い入れのある年だ。阪神淡路大震災や地下鉄サリンなど,大きな事件が続いた年だった。そんな95年を中心として,日本や世界の出来事を雑多な視点から眺める本。
記述はやや無味乾燥な気もしたが,科学技術や文化のくだりでは懐かしい当時が蘇ってきた。政治や経済,国際関係といった堅い話題から始めているのは,ちょっと読者を掴み損ねているようなもったいない感も。でもそれは当時の自分がそんな話題に疎かったせいかも知れない。 -
地下鉄サリンに代表されるオウムの事件、阪神大震災など数多くの出来事がある1995年を政治経済、テクノロジー、事件など横に輪切りにして振り返る試み。基本的には出来事をつらづらと書かれるだけだけど、作者の小ネタや軽妙な語り口で、飽きずに読めました。
当時は小学生。ノスタルジーに浸れる読書体験でした。そして20年前から現代に受け継がれることもあると改めて感じます。 -
2014年5月に実施した学生選書企画で学生の皆さんによって選ばれ購入した本です。
通常の配架場所: 1階文庫本コーナー
請求記号: 210.77//H47
【選書理由・おすすめコメント】
自分が誕生した年に起きた出来事を詳しく分かることができると思ったから。帯コメの「現代史の転機を解く!」に惹かれた。
(社会経済システム学科2年) -
95年といえば私はまだ6歳だったから、この頃の日本がどんな空気に包まれていたのかはわからないけれど、この本を読んでいる時はなぜか妙な気分になった。当時、子供ながらに私も何か異様なものを感じていたのだろうか。
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1995年という年を、政治経済、文化、事件など様々なニュースから読み解く。
その時日本はどのような状況に置かれていたか。
社会学の本ですが読みやすい文体でした。
1995年は私はまだ子供だったのでほとんど記憶はないのですが、
なんとなく情景を浮かべることができました。