哲学入門 (ちくま学芸文庫 ラ 4-1)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480089045

感想・レビュー・書評

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  • ラッセルは,近代論理学において偉大な業績を残した.本書は,一般の読者向けに書かれた哲学の入門書である
    (2010:小林茂之先生 推薦)

  • 全然入門でもない。
    と思って、昔途中で読むのやめてた。

    最近ペラっとめくってみると、以前よりすんなり入ってくる。

    僕らが、ドラッカーの本読んで、ふーんて思って終わりだけれでも
    経営者が読むと、繰り返し繰り返し読んで、行動に落とし込もうとする。
    これと同じでしょうか。
    頭が求めているインプットというもは確実に存在する。

  • (これしか入門書は読んでいないが)哲学入門に最適。過去の偉人の考えが整理されている。

  •  哲学を最近読むようになったが、その中でも最高の本だ。原題は、"The Problems of Philosophy"となっているが、タイトル通り「哲学入門」の方が非常にしっくりくる。
     内容的には、哲学が何どんなことを論じてきたのか、ということを連続的に書いてある。各章が続いており、また各章ではそのトピックを論じた哲学者(カントなど)の唱えた説を解説する。そして、それらの中に自身の考えを織り交ぜてある。これは何回も読もうと思う。
     非常に分かりやすいと同時に、中々しっかりとした論理構成(時々、自明ってあるけど、?なところがあるがw)となっている。訳が非常に上手いのかもしれない。文句なしの5つ星。

  • 近代哲学が繰りかえし取り組んできた諸問題を、これ以上なく明確に論じたものである。

  • バートランド・ラッセル卿。「てつがくする」ための入門書。

  • 哲学の入門書としては、有名らしい本。
    結構前に読んだので、内容はほとんど忘れてしまった。
    でも面白かったのだけは覚えています。

    この本には出てこなかったと思いますが
    ラッセルさんの思考実験「世界5分前仮説」はすごく面白いです。
    この仮説ついては、ソフィーの世界にも登場します。(たしか)
    手っ取り早く知りたい人はWikipediaでどうぞ。

  • 哲学というのはどういうものかを知るには向いてなく
    また、用語なども特殊なものが多く
    入門というには些か問題があるだろうが
    哲学とはどのようなふうにモノコトを考えるのか
    どのような問題意識をもっているのか
    どのような問題を取り扱おうとしていてるのか
    などを知るにはお誂え向きな一冊である

  • 多分相当やさしく書いてあるんだろうけど(著者はてすさびと言ったとか)、自分みたいな素人には難しかった。センスデータ。

  • 2006/12/13。原文で読もうとしたら、4頁で挫折した。<BR>
    カントやイギリス経験論者の核が、すんなり理解できた気がする。
    といっても、核だけだから、論理、思考、過程が未だに分からない。
    これを土台にノートを作れば良かったか。<BR>
    翻訳うまい。よく理解している方なんだろうな。

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著者プロフィール

1872-1970。イギリスの哲学者。17世紀以来のイギリスの貴族ラッセル家に生れる。ケンブリッジ大学で数学・哲学を学ぶ。1895年ドイツを訪れ、社会民主主義の研究に打込む。1910-13年にはホワイトヘッドと共に画期的な著作『プリンキピア・マテマティカ』(3巻)を著わし、論理学や数学基礎論に貢献した。第一次大戦が勃発するや平和運動に身を投じて母校の講師の職を追われ、1918年に4カ月半投獄される。1920年労働党代表団とともに革命後のロシアを訪問。以後社会評論や哲学の著述に専念、ヴィトゲンシュタインとの相互影響のもとに論理実証主義の形成によって大きな影響を与えた。1950年哲学者として3度目のノーベル文学賞受賞。また原水爆禁止運動の指導者のひとりとして99歳の生涯を閉じるまで活動を続けた。多数の著作のうち邦訳の主なものは『西洋哲学史』(1954-56)のほか『懐疑論集』(1963)『ラッセルは語る』(1964)『人生についての断章』(1979)『私の哲学の発展』(1979、以上みすず書房)『哲学入門』(1965、角川書店)『ラッセル自叙伝』(全3巻、1968-73、理想社)など。

「2020年 『西洋哲学史【新装合本】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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