ニ-チェの手紙 (ちくま学芸文庫 ニ 1-20)

制作 : 茂木健一郎 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 39
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480094292

作品紹介・あらすじ

哲学者・ニーチェの手紙より、胸に迫る手紙約100篇を精選。19世紀を代表する文化人たちをとりこにした魅惑的な女性、ルー・ザロメに宛てたちょっと不器用で愛らしい恋文や、家族・友人たちに心をこめて綴った真情あふれる手紙、そして近代までの西洋哲学をひっくりかえしたといわれる鋭い言葉の数々を収録。手紙と、脳科学者・茂木健一郎の解説を通して、主著からはうかがいしれない哲学者の真の人間像と、思想の多層性を味わう。上質な人生と人間関係をめざすすべての人に贈る、画期的な哲学読み物。ニーチェの人間関係や基本用語がわかるやさしい解説つき。

感想・レビュー・書評

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  • ニーチェの手紙を内容ごとに分けて、ちぃっとだけ解説をつけた本。友情についての手紙では心が震えるものが多くあったが、この本自体のコンセプトは正直謎。なぜ茂木健一郎が編集なのか、てかそもそも内容ごとに分けられてなくねーとくにワーグナーとに手紙は友情じゃないの?ーといったところで微妙な感が否めない。とはいえ、遠い存在に感じがちな人にとってはニーチェを身近な人間として感じるようにするためには悪くはないのかもしれない。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99385671

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著者プロフィール

1844-1900年。ドイツの哲学者。近代という時代の問題を一身に受け止め、西洋思想の伝統と対決し、現代思想に衝撃を与えた。代表作は、本書のほか、『愉しい学問』(1882年)、『善悪の彼岸』(1886年)ほか。

「2023年 『ツァラトゥストラはこう言った』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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