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- / ISBN・EAN: 9784480094568
感想・レビュー・書評
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色々な小説の根本になっているということで読んでみました。
独特なルビ使いが面白かったです。
ただ、私の不勉強ゆえに、話の筋が終えなくなってしまったりと、難しかったというのもあります。
倉橋由美子の酔郷シリーズで想像するとなんとか読めましたが。
もっと勉強して読み直したいです。
今後のために星は3つで! -
清王朝期、日本でいうと江戸時代前期ぐらいの志怪小説集。異類(特に狐)婚姻譚的なものが多い。この文庫版では全446篇中34篇が選ばれている。巻末の解説にもある通りルビの使い方が特別。意訳的な使い方をしている。とりあえず意味を取って読むのはいいが、元の語句とルビを対照して読むのはかなり面倒かも。まあそこまですることもないか?
なお、この特異な訳による書は1919年に出されたものとのこと。 -
このルビが面白くて夢中でよんだ。
しかし昔読んだ、女の絵を描いた皮を
かぶってだます妖怪の話がなくて残念。
買おうかな。
中国人自由でいいなー。 -
美人が現れたら速攻で求婚、それが狐でもオウムでもOK。死んだ人がまたすぐ現れて一緒に住む、でも死後の世界にも宮仕えがあって出世して遠方へ赴任したり。
なんだか全編そんな具合の昔の中国の人達の世界観。やっぱり日本の民話ともひと味違う。
縦横無尽なフリガナ遣いも愉快。 -
話が早い!
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多くは学問を志す主人公のもとに現れる美しい女性たち。主人公を愛し慕ってくれる彼女らの正体は狐、幽霊、神仙、植物や虫の精…
精巧絶倫(すぐれてじょうず)などルビの振り方が独特。
人々の人情や当時の中国の慣習や文化が垣間見られる部分が多く楽しく読めました。 -
新書文庫
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課題のため一部のみ読了。
奇怪で妖しい雰囲気の世界が広がる1冊でした。
起承転結のハッキリしない不条理な話もあるから仕方無いんじゃない?
起承転結のハッキリしない不条理な話もあるから仕方無いんじゃない?