- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480421883
感想・レビュー・書評
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読み始めて5分、
これはとんでもない読後感を得るんだろうな、
そんな予知があった。
そして、震えた。
このやりきれなさ、あーあ。あーあ。
優しい嘘なんて、優しくないって知りながら、それでもついてしまう。
その人を思ってじゃなくて、自分のために。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高校の授業で習いました。当時も今もアイツは相当ゲスなヤツでした。
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「大学生のうちに遊んどけよ!」と親戚のおっちゃんによく言われたが…
勉強・仕事一徹、友達少ない豊太郎が愛に溺れ、使命を忘れ、家族を裏切り、恩人を憎む姿を見るに、初恋の荒ぶる力とおっちゃんへの感謝が押し寄せた。
ブレーキって大事だな、と思った。 -
実話なのかフィクションなのか・・・。
最近思うんだけど、夏目漱石にしても、話自体はどうってことない(この場合はどうってことなくないか、大問題か。)のに、教科書にも載るような名作として残っているのはどうしてなんだろう。題材はどうってことないのに。
でも確かに何か残るか・・・。これが文学なのか・・・。高校の現国の授業をちゃんと聞いておけばよかった。教養のない私に、誰かにレクチャーしてほしい。(って教養のない私にそう思わせるところが文学作品なのかなあ。) -
時代も文調も話も好き。
優柔不断な主人公大好きです。 -
これは、本よりもむしろ高校の先生によるラジオドラマ仕立ての授業に5つ星なのだと思う。