人生を〈半分〉降りる: 哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫 な 27-4)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480424129

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  • 人に媚びへつらわない、自分に嘘をつかないことに誠実に生きる

    パスカルの「我想ふ ゆえに我あり」は懐疑心からこの世のものすべての実在的存在を信じられなくなったけど、それを考えているということは、考えている自分はいるという事。なるほど

    自分で実行しようとは思わないけど、生き方としてこういうアイディアもあるんだということを内に持ってこれからの自分の選択と比較していくことが大事

    人には求めないけど自分では「自我・見栄・自己欺瞞を人に見せびらせる恥」を知った大人になりたい

  • 難しそうで実は平易で納得のいく文章であった。
    職人に関する言及は、「なるほど、そういう見方もあるのか」と思った。

  • 有名な「ちきりんの日記」でオススメだったので読んでみました。

    タイトルかいい。グッとくる。
    でも中身が難しくて読みづらい…。
    でもやっぱり人間臭くて共感できるところも多い…。僕たち一体何頑張っちゃってんだろうね、みたいな感覚はすごく良く分かります。

  • 人生の後半にさしかかったときに読み返してみたい。現時点では共感できるところが少なかった。

  • 悲しいくらい文章が理解できなかった。私には難しい文章だった。

  • 秦西古代の哲人は隠れて生きよと訓えました。東洋では隠者を位置づけて、小隠は山林に隠れ、中隠は市井に隠れ、大隠は朝廷に隠れるとか申します。

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著者プロフィール

1946年生まれ. 東京大学法学部卒. 同大学院人文科学研究科修士課程修了. ウィーン大学基礎総合学部修了(哲学博士). 電気通信大学教授を経て, 現在は哲学塾主宰. 著書に, 『時間を哲学する──過去はどこへ行ったのか』(講談社現代新書),『哲学の教科書』(講談社学術文庫), 『時間論』(ちくま学芸文庫), 『死を哲学する』(岩波書店), 『過酷なるニーチェ』(河出文庫), 『生き生きした過去──大森荘蔵の時間論, その批判的解説』(河出書房新社), 『不在の哲学』(ちくま学芸文庫)『時間と死──不在と無のあいだで』(ぷねうま舎), 『明るく死ぬための哲学』(文藝春秋), 『晩年のカント』(講談社), 『てってい的にキルケゴール その一 絶望ってなんだ』, 『てってい的にキルケゴール その二 私が私であることの深淵に絶望』(ぷねうま舎)など.

「2023年 『その3 本気で、つまずくということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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