本を読む人だけが手にするもの (ちくま文庫)

著者 :
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 1378
感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480436672

感想・レビュー・書評

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  • 著者が結果として持っているらしい考えや、最後につけられているおすすめリストに必ずしも同意できなくても、読書の仕方・効用についての考えは同意できる。逆に、違った考えを持った人でも同意できる部分を持てる、ということが読書の効用のような気もする。

  • タイトルから想像できる内容が全て。
    ある程度の読書好きなら目新しい内容という程ではないので読書というものになんとなく抵抗がある人のための自己啓発書という立ち位置の書籍。
    最後に筆者がお勧めの書籍一覧があったが読書習慣をこの本でつけようと思った読者に勧めるには絵本と現代史と小説とジャンル混在するのはちょっと首を傾げる。

  • 自分の実感と合っている

  • 累計100万部突破!! 仕事と人生に効く「よのなか科」特別授業 ―読書の効能 あなたは「なんで、本を読んだほうがいいのか?」という質問に答えられますか? 本を読みなさい」と言いますが、その素朴な疑問や 「人生における読書の効能」について、序章 成熟社会では本を読に二分される階層社会になりつつあると警告。
    第1章 本を読むと、何が得か? 「読書と収入の密接な関係」「読書によって身につく、人生で大切な2つの力」など、ズバリ、読書のメリットを答えていきます
    第2章読書とは「他人の脳のかけら」を自分の脳につなげること 「1冊の本にはどれほどの価値があるのか」「本を読むことは、2つの『みかた』を増やすこと」
    「脳をつなげて未来を予測する」など、本を読むことの本質に迫っていきます。
    第3章 読書は私の人生にこんな風に役立った
    「人生を変える本との出合い方」「自分の意見を述べるための読書」「読書で人生の鳥瞰図を獲得する」など、
    人生と読書との関連性がリアルに綴られています。
    第4章 正解のない時代を切り拓く読書
    21世紀の成熟社会に不可欠な「情報編集力」とそれを構成する5つのリテラシー「コミュニケーションする力」
    「ロジックする力」「シュミレーションする力」「ロールプレイングする力」「プレゼンテーションする力を、
    いかに読書で磨いていくか解説していきます。
    第5章 本嫌いの人でも読書習慣が身につく方法
    読書嫌いの子も少なくなかった中学校の校長時代の経験なども踏まえ、いかに読書を習慣化させるかを
    現実的な側面からポイントを押さえていきます。
    巻末――「ビジネスパーソンが読むべき11冊」「小中高生を持つ親に読んでほしい本」 「親が子どもに読ませたい10冊」という著者のおすすめ本!

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著者プロフィール

藤原和博(ふじはら・かずひろ)
「朝礼だけの学校」校長。1955年東京生まれ。1978年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。メディアファクトリーの創業も手がける。1993年よりヨーロッパ駐在、1996年同社フェローとなる。2003~08年、杉並区立和田中学校で義務教育初の民間校長を務める。2008~11年、橋下大阪府知事の特別顧問。2014年から佐賀県武雄市特別顧問。2016~18年、奈良市立一条高等学校校長を務める。

「2021年 『「人生の教科書」コレクション全10冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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