野生動物への2つの視点 “虫の目”と“鳥の目” (ちくまプリマー新書 138)

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480688392

作品紹介・あらすじ

いま、多くの野生動物が絶滅の危機にひんしている。守るためには、動物をじっくり観察する「虫の目」と、生物界全体のバランスを考える「鳥の目」が必要だ。「かわいそう=保護する」から一歩ふみこむための自然の見方。いきもののつながりを考える。一頭のシカから生物界全体がみえてくる。

感想・レビュー・書評

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  • 2016年6月の統一模試で四谷大塚から推奨された本(国語)

  • シカは今でこそ増え(すぎ)ているが、明治〜昭和40年くらいまでは、絶滅寸前だったらしい。それは明治以降、銃を所持できるようになった農民たちが、農作物への被害をもたらすシシやシカを徹底的に殺したから。
    シバは地面ギリギリのところに成長点があるから、食害に強い。また、垂直方向ではなく水平方向に地下茎を伸ばすので、食害があっても成長できる。

  • 本書も学生から教えてもらった本と同じ著者で、タイトルが気になり、読みたいので、本棚に入れておく。

  • [ 内容 ]
    いま、多くの野生動物が絶滅の危機にひんしている。
    守るためには、動物をじっくり観察する「虫の目」と、生物界全体のバランスを考える「鳥の目」が必要だ。
    「かわいそう=保護する」から一歩ふみこむための自然の見方。
    いきもののつながりを考える。
    一頭のシカから生物界全体がみえてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 シカを一頭ずつ調べる
    第2章 シカの一生を追う
    第3章 生き物のつながり
    第4章 絶滅を考える
    第5章 野生動物の保全
    第6章 野生動物学を学ぶ

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著者プロフィール

麻布大学獣医学部動物応用科学科教授

「2022年 『シカの顔、わかります 個性の生態学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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