- Amazon.co.jp ・本 (85ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480770486
感想・レビュー・書評
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ムーミンコミックス第8巻。パパが相変わらず飛ばしてます。最近は、禁断のムーミン実写化をするならどんなキャスティングが良いか妄想しながら読みます。
■やっかいな冬
今年は冬眠しないと決めたムーミン一家(たまにあるパターン)。そこへ現れた快活なスポーツマンタイプの男が一同にスポーツを推奨してくる。女子たちは彼に夢中になる一方、ムーミン(運動音痴)は面白くない。小説でも、冬に現れるスポーツマンに振り回されるムーミンの話があった。ここらへんに私のトーベヤンソン好きの理由のひとつが隠れている気がする。
■ムーミンパパとひみつ団
旧友のウィムジーの来訪をきっかけに、ムーミンパパがいつもの夢追い症候群に。失われた青春を取り戻すといって旅に出て、スパイの陰謀に巻き込まれ、すったもんだの末帰還。パパ「実をいうと青春を失ったことなど一度もなかったのかもしれない」。
■ムーミン谷の小さな公園
ムーミン谷全体を自然公園に認定し観光で稼ごうとする人たちにその気にさせられたムーミンパパ。温泉やら、滝やら、車で通れる大木やらを作って観光地化に勤しむ。ばかげているから止めさせようとするママの一計が功を奏し、自然公園の認定は取り消しに。そういえば大阪には高速道路が貫通してるビルがあった。あれはたまげた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ムーミンパパがいかに夢見がちなこどもであるか、ムーミンママがかなり現実的で心が広い人(じゃなくてムーミンか!)であることがよくわかるお話。
結局、男性は女性の手のひらのうえで他人に大迷惑をかけない範囲でやりたいようにやっているのが良いのかも。
心の広い女性を手にいれたムーミンパパは傍から見たら幸せものだね。
※同種族の同年代がいないからパパと仕方なくママは結婚して、結婚に希望を持たなかった…ということも考えられるけれど。 -
印象に残った2シーンを抜粋。いずれもスティンキー絡みです。
ムーミン「やあ、スティンキー!久しぶりだね」
スティンキー「相変わらずショボいなおまえは!」
にべもないスティンキーの言葉が強烈。
雪崩でムーミン谷のみんなが雪の下に。
「さてとこれでみんなを救い出したぞスティンキー以外はな!」
ムーミンママ「スティンキーは雪解けまで放っときましょ」
フィンランドの冬より冷たいママのお言葉…… -
≪県立図書館≫
自然公園が、笑えた。
「やっかいな冬」のミムラがかわいかった。 -
ムーミンパパの落ち着きのなさ、楽しいなぁ。
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お父さんはやんちゃだよ
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冬眠しないで雪であそぶ話と
パパがスパイごっこする話と
ムーミン谷が自然公園になる話 -
¨すぱいはすっぱい¨を思い出しました(笑)
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ムーミンコミックス第8巻。
「ムーミンパパとひみつ団 」
「やっかいな冬」
「ムーミン谷の小さな公園」 -
やっかいな冬:<BR>
冬のムーミン谷にブリスクさんがやってきて、スポーツ大会を開く。<BR><BR>
ムーミンパパと秘密団:<BR>
パパの旧友のウィムジーがやってきて、パパはうるわしの青春を求めて旅にでる。<BR><BR>
ムーミン谷の小さな公園:<BR>
ムーミン谷が自然公園に認定されるよう、パパが努力する。