- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484072357
感想・レビュー・書評
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読み物が多いので、人となりや作品の背景を知りたい人向け。
気に入った写真は、「コンポジション」(1937年)、「少女立像」(1938)、「群童」(1939)、184ページの地球儀詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2012/3/25読了。若い頃の演出された「芸術写真」よりも、年をとってからの正面真ん中写真のほうが好きだ。
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写真を何度見ても新しい発見がある。
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植田さんの人物写真と、演出されたその独特な世界に、心にじっくり染みてくる優しさと強さを感じます。6×6でもモノクロでも鳥取でも、植田さんだからあの写真の世界が成立したのですね。
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植田正治のシリーズ「小さい伝記」をまとめた写真集。
この人の写真って、特別なもの撮ってるわけじゃないのに何でこんなに特別っぽいんだろう。
あー好き。
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写真のプロではなく「熱心なアマチュア」なのだと著者は記す。正面向きの人物写真という写真の王道で、同じ土地に暮らす人々を自らも同じ視点で誠意と愛情を持って見つめる。昭和30年代の写真のなんと美しく自然ななこと!「この日本の片隅では、わずかな時流は動いているとはいえ、年中行事はいつもの通り盛大に、海も山もやはり美しく日々平和な朝が続いている」・・ほんの少し前にはそんな時代だった。郷愁がそれらの写真に定着し、こちらを凝視しているようだ。
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0217233964