もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅

  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487761135

感想・レビュー・書評

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  • もし月がなかったら・・・地球は風の強い星になっていたかも。潮の満ちひき差の乏しい星になっていたかも。生物の進化は今の地球に比べると億年単位で遅いものになっていたかも・・・。
    夜空にぽっかり浮かぶお月様。今年の中秋の名月は9月19日(木)だそうです。地球の環境変化に大きな影響を与えてきた月に思いをはせることのできる1冊。

  • 地球がいかに偶然と奇跡が重なりあって出来た星なのかが実感できる本。
    生命体がいる惑星は宇宙のどこかにはあるだろうが、
    地球の様な生命体はこの地球だけだと思う。

  • ありえたかもしれない地球への10の旅

  • 時間かかりました。図書館で8月頃に借りて読み終えたのが11月半ば…
    幸い次の予約者が居ない事もあり延長はスムーズでしたが
    以前、どこかでお勧めされていたのを思い出して借りてみました

    内容は今と異なる地球の形を想像し人類や地球上で生きる動植物にどのような影響を与えたかをいくつかの仮説をもとに検討していくというもの

    面白いんですが一気に読むには(私の頭では)大変で、、
    かといって一息入れると次に再開するには「よし!読むぞ!」って気合が必要で、、
    借り出し中、ついつい他の本を手を伸ばしたりして中々進みませんでした。

  • 1章 もしも月がなかったら?
    2章 もしも月が地球にもっと近かったら?
    3章 もしも地球の質量がもっと小さかったら?
    4章 もしも地軸が天王星のように傾いていたら?
    5章 もしも太陽の質量がもっと大きかったら?
    6章 もしも地球の近くで恒星が爆発したら?
    7章 もしも恒星が太陽系のそばを通過したら?
    8章 もしもブラックホールが地球を通り抜けたら?
    9章 もしも可視光線以外の電滋波が見えたら?
    10章 もしもオゾン層が破壊されたら?

  • 天文学、物理学専門の教授が、知識と想像力を駆使して、もしもの世界を考えています。その異世界を楽しむのと同時に、地球という星に生まれたことが、とても幸運なことだったんだと思う一冊です。

  • 8章と10章がしんどかったけど、無事読了! 面白かった!
    ほぼ20年前の本なので、新しい前提ができてたりするんだろうなと思いつつも、ifは科学考証の効いたSFのようで充分想像力を駆使させられました。まさに訳者あとがきの通り。
    物理ってすごいわー。

  • 961.05.7/17 8刷、並、カバスレ、黄ばみ、帯なし。
    2011.9.11 伊勢BF

  • 読了前に図書館への返却期限がきてしまったので、半分ほどしか読んでいない、という前提の上でのレビューです。

    「もしも月がなかったら」など、地球にありえた10の「IF」を、仮説を元に科学的に論考し、その時の地球環境、人間を始めとした生物の生存環境について説明されています。やや逆説的にではありますが、今、この地球や人類が存在するのが、どれだけの偶然(あるいは奇跡)によるものかを実感できます。

    かなり突飛な仮説や、無理のある前提などが掲げられていますが、科学書としてではなく、娯楽書として読む分には気にならないかと思います。ただし、地学、物理学、生物学、天文学などなどの、広範な科学知識の素養が必要です。小生は、かなり苦労しました、っていうか分かってない部分も多いです(涙)。恐らく、ニュートンとかを愛読していれば、さほどの無理なく読めるのでは?

    惜しむらくは、和訳の単調さですね。まるで、和英翻訳サイトで訳したかのような生真面目さが、この“物語”を盛り下げているように思います。

    テーマとしては非常に面白いのですが、小生の知識が足らず楽しめなかった点と、訳がイマイチだったので、この評価です。

    (2005年読了)

  •  「もし月がなかったら?」ということを考えるためには「月があるおかげで、どういうことが起きるのか?」ということを示さねばならない。

     つまり、仮定するために現実を知りましょう、という本。
    「こうやってものごとを教えるのか」と思う反面、若干後半ページ数が薄く「……まぁつまり今の地球じゃないときついんだね」という気がしてきてしまう。
     ドキュメンタリーで見たいと思ったら、されているんだね。
     いつか映像で見てみたい。

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