- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487808083
感想・レビュー・書評
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世界には知らない植物はたくさんあるし、ありえない!と思ってしまう植物もたくさん。世界一高い木は11500mだし、傷つくと赤い血の出る木があったり、音も土も水もないのに生きている木はあるし…。こうやって考えると私たちはちっぽけだなぁ。
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世界で二番目に尻に似ている多肉植物、
自殺するヤシ、
史上初の経済バブル崩壊を招いた球根、
自ら温室になった高山植物、
羊に一日100回も交尾させた媚薬草。。。
世界中にいるさまざまな植物を、
その裏側にあるいちいちおもしろい物語とともに
図録で紹介。
植物を愛するすべての人と、
植物に興味のないすべての人へ。
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テレビでこの人が世界中の植物を紹介してて、
それがめっさ面白くて興味を持ってこの本に辿り着いた。
厳密に言えば、最新の本が出てるねんけど、
口コミを見ると、1つ前のこの本の方が面白いと聞いたので、先にこっちを買ってみた。
世の中には、奇妙で不思議で美しい植物が山ほどあると思う。
でも、それをいつ知るか。
この人の植物の紹介がまた面白い。
ただの図鑑やったら、ふーん、で終わってたところを、
この本では、興味を沸かせるような、そんな書き方で、
知れてよかったと思う事ばかり。
小説だけでなく、こういう本もたまにはいいなと思った。 -
面白ネタの植物が並ぶ。
ブランドハンターってかっこいいな。
いつか人に贈ってみたいもの。
葉書にできるハガキノキ、♡の種がでるフウセンカズラ
個人的に見てみたいもの
ヒドノラ、幻の白い極楽鳥花、ドラゴンブラッドツリー、トゲナシクリ
偽おっはいブランツ、オオウツボカズラ
言葉としてつかってみたいもの
ライオン殺し、
いつか抜いてみたいもの
マンドラゴラ
たべてみたいもの
ミラクルフルーツ -
プラントハンター自らが植物愛を語る本。植物をネタにしたエッセイ集な感じで、軽い気持ちで読めるし、挿絵が楽しい。それにしても世界にはヘンな植物がいっぱいあるものだ。植物の進化、恐るべし。
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プラントハンターによる植物紹介。
知ってる植物もありますが、「なんだそれ」と思う植物が載ってます。
尚、植物はイラストで紹介されています。 -
作者のこれまでの著書は好きになれたのですが、
このシリーズの内容表現はお下品過ぎたかな。 -
好きだなぁこういうの。
わたし的には「世界で最も大きく、最もひわいな種」や「羊を絶倫にした媚薬」や「コツチバチのダッチワイフ」や「クリトリアのたのしみ方」がツボ…
というのをブログに書きました。http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-1198.html -
植物園というとちょっと地味な場所を想像していないだろうか?
なんか木がいっぱいあってよくわかんないし、暑いし.....
ちがーう!!
某公共放送(色々言われているがちゃんと受信料を払っている。教育テレビは良質!海外ドラマも面白い)で放送中の「植物男子ベランダー」でも紹介されていたリュウケツジュ。
切ると真っ赤な樹液が!!!
カバも赤い汗を流す、と言われているが、ちょっとしたホラーでもあり、神秘的でもある。
こんなのが日本の街路樹だったら、警察や消防は大変だろう.......。
レインボーユーカリやアエアエ。
木肌といえば茶色、なんてピカソが聞いたら激怒しそうな先入観を見事に打ち破ってくれる。
フタゴヤシの種はマグリットなら喜んで描いてくれそうだ。
女性の下半身そのものだという。きゃ!
チョウマメももっと露骨。
こればっかり育てている人がいたらちょっと嫌だけれど。
スマトラオオコンニャクは男性版。
しかも、ものすっごーーーーーーく、くさい、らしい。
嗅いでみたいが、ラフレシアと一緒に嗅いだら、たぶん花(鼻)をもいでしまいたくなるだろう。
なんと世の中には珍奇なものがあるもんだ。
世界中には形が卑猥だったり、やたらめったら臭かったり、デカかったり小さかったり、ユニークな植物がたくさんある。
役に立つものもあれば立たないものもあるが、それだけで物事は判断できない。
多様性とは面白いこと。
植物たちは何も言わないけれど、それをすでに体現している。 -
さくっと読めてくすっと笑える。
図鑑ではないけど、へんてこな興味深い植物ばかり。