ブラウン神父の童心 (創元推理文庫 110-1)

  • 東京創元社
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488110017

感想・レビュー・書評

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  • 個人的な悩みがあり、おっそろしく時間かかって読んだ。というか短編集の最後はもう読んでない。これ、謎なの⁇という感想。謎解き…なのかな、わたしの読解力不足のため、なんか不思議な感じ。それにしても最初泥棒でのちに探偵って…名前がヘルキュール・フランボウ⁇どこかで聞いたようなf^_^;体調の良いとき再読したい一冊です。

  • 確かに、情景描写の美しさとかは、巷間に溢れるミステリとは一線を画すものだと思う。でも、そういう描写にミステリが一番ふさわしいとは思えないし、100年以上を経て、ミステリ素因に斬新さが感じられない分、読んでてもあまり興奮しませんでした。何とかのろのろ前半6編までは進んだけど、とりあえず後半を読むのは当面保留にします。

  • 古き良き時代のミステリー。文体が少し読みにくく、一つ一つの謎解きもびっくりするものではないが、これが100年も前に書かれているとは思えない。残りも少しずつ読み進めていきたい。

  • 最初は読みにくかったけど、だんだん面白くなって来た。
    「イズレイルの誉れ」「アポロの眼」「折れた剣」が好み。
    今書くと人権侵害と思うような表現も。

  • ミステリの古典とも言える本作。初めて読んだ。やや冗長で、読みにくい冒頭部。理解しがたい事件の発生。ブラウン神父の登場。意外な謎解き。
    1話ごとに内容がぎっしり詰め込まれている。時代は古くても謎解きの内容は古びていなくて面白い。

  • 1978年5月26日25版、並、カバスレ、帯無2014年2月18日、鈴鹿白子BF。

  • 折れた剣が有名な短編集。
    ブラウン神父1作目。

  • 英国の回りくどい表現にうんざりしているうちに、神父は謎を解き終わっている…。粒ぞろいの短編ミステリー12作。


    そのトリックの豊富さと解決方法には目を見張るものがある。
    ブラウン神父はいつの間にか結末にたどり着いていて、えっ?と冒頭から読み返すこともしばしば。

    神の鉄槌、折れた剣が特に印象に残った。

  • 初のブラウン神父もの。一冊目ではなくこっちから読んでしまいました。ネタバレなのでちょっと空けますが                                                                                                                                                 「秘密の庭」の犯人にびっくり。てっきり今後も出てくるキャラクターだと思ったのに…!

  • 【出版社/著者からの内容紹介】
    奇想天外なトリック、痛烈な諷刺とユーモア、独特の逆説と警句、全五冊におよぶ色彩ゆたかなブラウン神父譚は、シャーロック・ホームズものと双璧をなす短編推理小説の宝庫で、作者チェスタトンのトリック創案率は古今随一だ。まんまるい顔、不格好で小柄なからだ、大きな黒い帽子とこうもり傘の神父探偵の推理は常に読者の意表をつく。

    青い十字架/秘密の庭/奇妙な足音/飛ぶ星/見えない男/イズレイル・ガウの誉れ/狂った形/サラディン公の罪/神の鉄槌/アポロの眼/折れた剣/三つの兇器

    ブラウン神父シリーズの1作目。
    いくつかの作品をつまみ食いのように読んでいたので、きちんと読みたくなって手に取りました。
    未読既読が半々くらい。
    秘密の庭で、軽くショックを受けましたねえ……。

    チェスタトンの文章は、なんていうんでしょう、色彩を感じるんですよね。
    目の前に情景が広がるのはもちろんなのですが、そこに鮮やかな色彩があるのです。
    飄々としたブラウン神父にぜひお会いしたい!

G.K.チェスタトンの作品

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