血に飢えた悪鬼 (創元推理文庫 M カ 1-20)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488118174

感想・レビュー・書評

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  • 1869年、ロンドンを舞台にした歴史ミステリです。
    カー最後の長編です。
    事件の謎を解くのは「月長石」の作者ウィルキー・コリンズです。
    ニューヨークから戻ってきたばかりのキットは友人ジムや愛しいパットの奇妙な行動に出会います。
    一方、キットの友人ナイジェルは自分の妻が別人ではないかという疑いを抱いていました。
    そして、事件は起こります。
    キットの目前の密室状況下でナイジェルが撃たれます。
    ウィルキー・コリンズを探偵役に設定したのはおもしろいです。

  • あまりにも題名から想起される内容とはかけ離れていて呆気に取られてしまった。未だにこんな題名をつけたのか判らない。

    時代ミステリであるがため、当時の世俗背景を甦らすのに腐心しているようだが、前に読んだ『死の館の謎』同様、登場人物が全く活写されていない。
    また二人一役も、作り物めいていて、呆れてしまった。

    『ビロードの悪魔』、『火刑法廷』以外、結局カーはノンシリーズを物に出来なかったようだ。

  • ニュー・ヨークから9年ぶりに戻ったキット・ファレル。数年前に別れた恋人パットとの再会。友人ナイジェルとの再会。キットを襲う銃弾。パットの不可解な行動。ユドルフォ荘ので銃撃されるナイジェル。ウィルキー・コリンズの推理。

     2011年9月18日読了

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