パンプルムース氏の秘密任務 (創元推理文庫 M ホ 5-2)

著者 : マイケル・ボンド 木村博江

• 東京創元社 (2001年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[クークーさんの感想 · 2021年2月8日]

グルメガイドの調査員で元刑事のパンプルムースシリーズ。編集長の叔母が経営する何とも酷いレストランの立て直し。料理が美味しそうと思いきや奇妙な事件に巻き込まれ…。ミステリとしては期待せずに読み始めたせいか意外としっかり推理するパンプルムース氏。美味しそうな料理と併せて楽しく読める

[icanさんの感想 · 2011年6月2日]

いくら食べ物がメインの話だとはいえ、アフリカ原産の得体のしれない媚薬ってのは問題外だと思う。
地の文は好きです。

[あやごぜさんの感想 · 2011年1月12日]

シリーズ二作目。
ミステリとしてはともかく、ドタバタお色気コメディとして読む分には、面白いかも。
登場する料理が美味しそう・・・。

[文庫“青い猫”さんの感想 · 2008年12月28日]

マイケル・ボンドによるパンプルムース氏と愛犬ポムフリットシリーズの２作目。読んだ順では三冊目になるけれど、相変わらずうならせるグルメ描写と、舞台となる地方のさりげない案内も楽しく、何より珍妙な事件（今回は媚薬がらみときて）をマジメに？究明するというより巻き込まれるコンビのドタバタぶりが、しょうもないけど、可笑しい。

著者プロフィール

サイエンスライター。『The Power of Others』で2015年イギリス心理学会賞を受賞している。

「2022年 『失われゆく我々の内なる地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」