屍人荘の殺人 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
3.69
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  • (57)
本棚登録 : 7669
感想 : 699
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488466114

作品紹介・あらすじ

デビュー作にして5冠達成!
待望の文庫化!!
21世紀最高の大型新人による前代未聞のクローズド・サークル

豪華キャストによる映画化!
監督:木村ひさし 脚本:蒔田光治
出演:神木隆之介 浜辺美波 中村倫也ほか
2019年全国東宝系にて公開

神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通うもう一人の名探偵、剣崎比留子と共に曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れる。初日の夜、彼らは想像だになかった事態に見舞われ荘内に籠城を余儀なくされるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。たった一時間半で世界は一変した。数々のミステリランキングで1位に輝いた第27回鮎川哲也賞受賞作!

感想・レビュー・書評

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  • 本当に久しぶりのミステリ。
    私が思い描いていた犯人とは結局違って悔しい思いをしたけれど、面白かった。(他の人を犯人だと9割方決めつけていた 汗)
    映画版のキャスティングで役者さんに脳内演技をしてもらいながら読み進めていたら、序盤でショッキングなことが、、、!
    映画や音楽も伏線になっていて、回収におおっとなった。
    青春ミステリに必須(?)の苦さと甘さも存分に盛り込まれていて、そこもちゃんと楽しめた。

    続編はどうしようかな、読もうかな。
    主人公と同じ喪失感を抱きながら読むのも、新しい読書体験かもしれない。

    • 5552さん
      まことさん♪
      文庫の帯に主演3人が載っていました。
      あらためて映画の公式サイトを覗いたら、他のキャラが意外なキャスティングで驚きました。...
      まことさん♪
      文庫の帯に主演3人が載っていました。
      あらためて映画の公式サイトを覗いたら、他のキャラが意外なキャスティングで驚きました。
      どんな感じの映画になるのだろう、、、。
      2019/11/15
    • smaphiroさん
      5552さん、初めまして♪
      私の拙いレビューにいいね!をいつも有り難うございます。
      5552さん、初めまして♪
      私の拙いレビューにいいね!をいつも有り難うございます。
      2019/12/21
    • 5552さん
      smaphiroさん、はじめまして♪
      こちらこそ、いいね!ありがとうございます。
      コメントまでいただきとても嬉しいです。
      これからもレ...
      smaphiroさん、はじめまして♪
      こちらこそ、いいね!ありがとうございます。
      コメントまでいただきとても嬉しいです。
      これからもレビュー楽しく拝読させていただきますね。
      2019/12/22
  • 今村昌弘『屍人荘の殺人』創元推理文庫。

    デビュー作にして、各種ミステリーランキングで上位にランクインしたミステリー作品の文庫化。

    まさかアレが出てくるとは思わなんだ。奇抜さとミステリーとしての完成度を考えれば高い評価を受けたことにも頷ける。

    神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と明智恭介は、同じ大学の探偵少女・剣崎比留子と共に映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れるのだが、そこで予想外の事件に巻き込まれるというのが前半のストーリー。

    大学生が主な登場人物となると、軽めの青春ミステリーになりがちなのだが、明智恭介と剣崎比留子らの大人びた硬い会話が全体を引き締めている。予想外の事件は本当に予想外であり、はるか昔に何の予備知識も無しで観賞して驚愕した、タランティーノ脚本の映画『フロム・ダスク・ティル・ドーン』を彷彿とさせる。

    本体価格740円
    ★★★★★

  • 第27回鮎川哲也賞受賞作。
    「このミス」その他で1位になっていたので、読んでみたかったのですが、図書館ではずっと予約待ちで、文庫化されたせいか、予約待ちなしで、やっと借りられたので読みました。

    大学の映画研究会、その他数名の学生たちが、夏の合宿で、事件に遭うという、クローズドサークル物。
    探偵役は、ミステリー愛好会の明智恭介、葉村譲、そして美少女探偵、剣崎比留子と思いきや、×××××××××。
    いきなり合宿所付近に〇〇〇が大量に発生して、彼らは外界との接触ができなくなります。
    まずは〇〇〇による犠牲者。
    そして、合宿所内で第一の殺人。第二、第三の殺人が起こります。
    殺人は〇〇〇によるものか、それとも人間によるものなのか。
    色々な登場人物の過去や、推理が出てきて○○○も登場するし、まるおもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかなミステリーでした。

    犯人は、動機から考えると大体途中でわかりました。
    犯人や、葉村の過去もありましたが、第一の殺人の犠牲者の亡くなる前の行動は、人に恨まれる人間ではあったけれど、究極だったと思い、心打たれました。

    • まことさん
      やまさん♪おはようございます。
      私の本棚の本で、お役にたてれば幸いです。
      こちらこそ、よろしくお願いいたします!
      やまさん♪おはようございます。
      私の本棚の本で、お役にたてれば幸いです。
      こちらこそ、よろしくお願いいたします!
      2019/11/04
    • 5552さん
      まことさん、こんにちは♪
      やっと読み終わりました。
      他の本と併読しつつだったので、結構混乱しましたけど、面白かったです。
      まことさんが...
      まことさん、こんにちは♪
      やっと読み終わりました。
      他の本と併読しつつだったので、結構混乱しましたけど、面白かったです。
      まことさんがレビューとコメントで書かれていた第一の犠牲者の行動は、人間というものの多面性を感じさせてなるほどな、そういうこともあるかもな、と思いました。


      2019/11/15
    • まことさん
      5552さん♪こんばんは!
      コメントありがとうございます(*^^*)
      私は、実は、読み終わった晩はちょっと興奮しすぎて眠れなくなりました...
      5552さん♪こんばんは!
      コメントありがとうございます(*^^*)
      私は、実は、読み終わった晩はちょっと興奮しすぎて眠れなくなりました。
      ○○○は物語だから、なんかちょっと笑えましたけど、実際起こったら怖すぎですよね。
      2019/11/15
  • 単行本が刊行された頃から読んでみたいと思っていた本。

    文庫化されるまで首を長くして待っていた!
    昨日書店に行ったら売っていて、直ぐに購入!
    期待大で読み始めた。

    あー!もうこの感じ!!
    絶対私が好きなヤツじゃん!!

    クローズドサークルじゃん!!!
    フーダニット、ハウダニット、ホワイダニット、てんこ盛り。

    何よりもビックリさせられるのが、このクローズドサークルを作り出しているモノ(笑)

    いやぁ、無かったと思いますよ。今までこんな本!

    面白かった!
    こういうエンターテイメント性に溢れる作品は大好きだ(*^▽^*)

    楽しい時間だった♪

  • この本は、実は「このミステリーがすごい2018」で見て、Kindleで購入していた。でも、当時は忙しかったのか、途中で挫折。
    その後、読書自体から距離を置いた時期に突入してしまい手付かずのまま放置となっていた。

    最近、映画化により興味を持った娘が文庫本を購入。ぎゃあぎゃあ騒ぎつつ一心不乱に読んでいたので、娘の読了後に借りて文庫本で読んでみることとした。映画を一緒に観に行きたいし。

    想像だにしなかった事態によるクローズド・サークル。
    その極限状態は、様々なミステリーランキングで1位となっているだけあって、斬新でとんでもない。非常に質が高いミステリー小説だと思う。中盤からは謎解きの部分まで一気読み必至。
    しかし、残念ながら僕の頭がついていかず、うまくイメージできない部分もあった。極めてシビアな状況なのに文調がとてもポップなことに違和感を感じた。
    登場人物の行動もかなり抑制されているし。僕がこんな状況に巻き込まれたら相当なパニックを起こして、自ら危険なところに飛び出してすぐ死んでしまうだろう。

    探偵少女・剣崎比留子はとても魅力的。今後シリーズもので活躍していくのかな?装丁が印象的な「魔眼の匣の殺人」も読んでみよう。

  • まさかの展開に困惑した。予想を裏切ったことに感心しつつ、個人的に期待していたものからどんどん離れていったことは否めない。読む人の好みもあると思うが、自分にはあまり合わなかった。

    以下ネタバレ有り。(備忘録)

    密室殺人ミステリー×ゾンビという組み合わせには、ナイスチャレンジと言いたい。

    明智さん......待ってたけど、ほんまにゾンビになってしもたんかい!残念!

    冒頭の手紙は、本件の事後のもの。話の中心になってゆくであろう斑目機関は、テロを起こしてフェードアウト。

    個人的には伏線が剥き出しで、回収を待っている感がありありなところが残念な気持ちになった。もう少しうまく溶け込ませてほしかった。

    あとで意味がわかることだが、P.233で主人公の独白がある。なるほど、静原とのやり取りの後のものである。
    しかし、主人公の主観で進めながらも、都合の悪い部分は隠しておいて、最後に主人公の思惑と行動を暴露する展開には遺憾である。何でもありになってしまうので、考えながら読んでいた時間が無駄になったな、と個人的には感じてしまう。

    読了。

  • 映画が気になってたんですが
    それよりも先に原作を読もうと手にとりました
    映画予告からは全く想像つかないジャンルの内容だったので驚きました
    ミステリー+○○○ っていう新ジャンル
    映画の方はもっとコミカルに映像化されてそうかな?
    近々映画の方も観てみたいと思います

  • こりゃびっくり
    設定があまりにも驚き、度肝抜かれます。
    クローズドサークルのミステリながら、そのクローズドの状況があまりにも突飛(笑)
    ミステリーではなく、ライトノベルの世界観です。

    ストーリとしては、
    神紅大学のミステリー愛好会の葉村譲と明智恭介は、いわくつきの映画研の夏合宿に、剣崎比留子とともに参加します。
    そこで起きた連続殺人事件とその犯人は?
    という流れなのですが、なんと、このクローズドサークルの設定が驚きです。

    裏表紙の紹介には「想像だにしなかった事態に見舞われ」
    となっていますが、そりゃその設定は普通考えないよ。







    だって、ゾンビに襲われて、ペンションから脱出できなくなるんだもん。
    まじか?

    当初、ゾンビが出てくるところも何かの伏線というか、ゾンビの格好で襲われてしまっているのかと思いきや、本当にゾンビです(笑)

    そして、ゾンビにペンションが襲われるがために、脱出不能。
    そのゾンビに襲われている間に、次々に発生する殺人。
    犯人はゾンビ?
    人間?
    だとすると、合宿のメンバの中の誰?

    さらにさらに、この登場人物のキャラや設定や日本語が変
    女性が何人も登場するのですが、言葉使いがぶっきらぼーで、男がしゃべっているのか、女がしゃべっているのかわからない。
    さらに、最終的な探偵役は比留子なのですが、これまたキャラがよくわからない

    登場人物たちの過去のトラウマもとってつけた感じ


    ゾンビとクローズドサークル

    さすがに、それは想定外
    いろいろ問題点ある物語なのですが、エンターテイメント作品と思えば、それもよいかなっと。

  • デビュー作にして、このミステリがすごいと話題になっていて読みたいと思っていた。合間合間にやっと読破。
    2作目もあるみたいですね。
    映画化おめでとうございます。映画もみたいと思いました。

    いきなり、まさかの主要キャラ?だった明智さんがゾンビと化すからびっくり笑
    そういう展開あるのかーと思った笑
    静原さん、所々の発言や話的に怪しいなあとは思いつつもトリックが全く分からなかった。
    密室とゾンビの違う2つのことを融合してて、新鮮でした。
    明智さん、キャラクター好きだったから少し寂しいよ。。

    終わりのほうの、犯人が明かされた後に葉村くんが心の中で、人間の一番醜い部分を曝け出しただけなんじゃないか、一番醜い部分を指差して叫んでる、、からのあいつらのことを救いようのない人間のクズだと思ってたい。という葉村くんの感情が個人的に切なかった。それはミステリーという枠に関係なく、誰しもが思うところがある部分なのかなと思い考えてしまった。

  • 期待を裏切らない面白さ。クローズドサークルになる設定もキャラクターも(名付けも)上手いし、何より謎解きが論理的で読み応え十分。いろんな冠もらったのも納得。

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著者プロフィール

1985年長崎県生まれ。岡山大学卒。2017年『屍人荘の殺人』で第27回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。同作は『このミステリーがすごい!』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得し、第18回本格ミステリ大賞[小説部門]を受賞、第15回本屋大賞第3位に選出。映画化、コミカライズもされた。シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』も各ミステリランキングベスト3に連続ランクイン。2021年、テレビドラマ『ネメシス』に脚本協力として参加。いま最も注目される期待の俊英。

「2021年 『兇人邸の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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