今だけのあの子 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
3.59
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本棚登録 : 2014
感想 : 162
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488474119

作品紹介・あらすじ

結婚おめでとう。大学時代、新婦とは一番の親友だった。けれど恵には招待状が届いていない。たった六人しかいない同じグループの女子の中で,どうして私だけ。呼ばれてもいない結婚式に向かう恵の運命、そして新婦の真意とは(「届かない招待状」)。進学、就職、結婚、出産、女性はライフステージが変わることで付き合う相手も変わる。「あの子はいつまで友達なんだろう」。心の裡にふと芽生える嫉妬や違和感が積み重なり、友情は不信感へと形を変えた。物語が鮮やかに反転し友情に潜む秘密が明かされたとき、人間の素顔が浮かび上がる。傑作ミステリ短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 著者初読み。
    すごく良い出会いをした!

    読んでいるうちに、タイトルの意味が
    わかって、

    私も、振り返ると職場や友人関係が
    今だけのあの人
    ばかりだなと思う。

    そのころはすごく一緒に行動するのに、
    時の流れに合わせてまた違う対象に変わっていく。
    今の仲間も、今だけの仲間なのかなぁ。

    それでも本作を読んで、
    それが決して悪いことじゃないことが
    実感できました。

    今だけの人、今までの人、これからの人。
    これからもよろしくお願いします。

  • 初読みの作者さん。こちらもフォローしている方のレビューに惹かれて読んでみた。
    様々な年代・立場の女性たちの「友情」をテーマにした5つのお話。
    だけども、残念、私にはほとんどピンと来なかった。

    ■届かない招待状
    親友の彩音から、その結婚式の招待状が届かない恵。
    恵がああした行動を取ったので佳い話風になったが、そうでなければこの後ふたりの間はどうなったんだろうと思う。

    ■帰らない理由
    亡き同級生の遺した日記を挟んで対峙する、その元カレと元親友。
    二人のにらみ合いよりも、亡くなった子の母親の奇矯さのほうが気になる。

    ■答えない子ども
    娘が描いた絵を一つひとつ写真に撮って残そうとする夏香と大雑把なソウくんママとのお付き合い。
    夏香の育児がイタくてちょっとイラつく。まあ、育児を配偶者におんぶに抱っこだった私が言うことじゃないけれど。

    ■願わない少女
    漫画家になるという同じ夢でつながっていたはずの奈央と悠子。
    気づけば「私も」と言い返してしまい後ろめたい気持ちで漫画を描き続けるのがどうだかなと思う。

    ■正しくない言葉
    老人ホームの隣人とお嫁さんとの気になるトラブル。
    去年、母をこのような施設に入れたところだし、感覚的にも昭和だし、この話だけは分かり易かった。
    いい歳のとり方をしたいもんだ。物語とは関係ないが、やはり、エンディングノートは必要だと思った。

  • 芦沢央さんは初読みの作家さん。

    『今だけのあの子』
    紹介文を読んだ限りでは、女性ならではのドロドロと陰湿なイヤミス系の作品だと思ったが、良い意味で裏切られた。5編の短編全てが読者のネガティブな先入観を見事にひっくり返してくれる作品だった。また、短編同士が緩く繋がっているのも面白い。時系列が逆転するパターンもあったが、慎重に丁寧に読み進めると、点と点が繋がる中で新たな発見があったり、違う角度で登場人物を捉えられるので深みを増して良かった。

    以下、目次より短編タイトル抜粋
    「届かない招待状」
    「帰らない理由」
    「答えない子ども」
    「願わない少女」
    「正しくない言葉」

    まぁ見事に「ないないづくし」のタイトル笑
    これがまた内容にピッタリ合っているのだから抜群のセンスだ。特に「正しくない言葉」は世代間ギャップを見事に使ったミステリー。これを作者がその若さで描かれたというのに驚いた。

    ゾクゾクしたりヒリヒリする心理描写の先に見えてくる女の友情・・・
    「男の友情」と違い、結婚や出産といった人生の転機で変化しやすい「女の友情」を描いた本作だが、その一瞬一瞬で確かに築かれた関係性だからこそ、儚くも美しい。
    幾多の出会いと別れを繰り返し、その時々で育まれた友情がその人となりを形成していくのだから「女の友情」も捨てたもんじゃないなぁと、本作を通じてしみじみ感じた。

  • 女性の友情を描いた五つの短編。芦沢央さんと言えばイヤミス。本作の最初の『届かない招待状』でも、親友と夫の不倫?とドロドロした展開、ところがラストはハッピーエンドに。短編全てにイヤミスの雰囲気はあるんだけど、どんでん返しでハッピーになってます。

  • 芦沢作品なのでイヤミスだろうと決めてかかって読んでいましたが、イヤミスではなかった。イヤミスとみせかけて結末は温かい気持ちになれるようなもので、後味は悪くないと思います。
    その分インパクトは弱いかなという印象ですが、どの話も好きです。描かれているのは女同士の友情的なものです。『今だけのあの子』というタイトルにあるように友情というものは永遠に続かなかったら偽物かと言うと決してそんなことはなくて、人生の場面場面で出会える何らかの関係って大切なものだなと思う。

  • イヤミスの逆。
    不穏で始まり不穏で終わりそうなのに、温かい真相。
    何話か読み進めるにつれて、その流れをわかっているのに、どうやってこのお話を素敵な結末にもっていくのか想像できずに真相に辿り着く。
    先が読めなくて、優しくて、素敵な作品でした。

  • 初、芦沢央さん。
    イヤミスが得意な作家さんらしいが、
    本作の読後感は、穏やか。

    著者 初の短編集という。

    それぞれ独立した5編だけれど、
    何処かで繋がっている。

    私の大好きなパターンです!
    辻村深月方式?とも違いますけど。

    読後、気付かなかった所を再読してさがしたり!
    楽しい。

    最初の一編
    *届かない招待状

    一気に読み終わり、なるほどー!
    このミステリー、面白い。

    2〜5編もそれぞれ、良かった。

    出てくる女性たち、
    読みつつ ちょっと違和感。
    やや、デフォルメしているかもしれないが、女性の多くが持っている感情だなぁ。

    10代、20代、30代、…70代
    それぞれの、女性たちの
    「ある、ある」を描いている。

  • 今回もひりつくような心理描写の数々にうならされました。同じグループ内なのに一人だけ、結婚式の招待状が届かなかった女性。自分の子に対し過保護になるあまり、ママ友や子どもの友人を値踏みする女性。親友が別のグループと仲良くなっていく女の子等々。

    どこかにありそうな人間関係の微妙なひだが、芦沢央さんの卓越した心理描写で、陰湿ながらも緊張感のはらんだ、読みたくないけど引き込まれる物語に様変わりしていく。芦沢作品を読むたびに、その繊細で仄暗い心理描写に引き付けられてしまいます。

    収録作品は5編。一番印象的だったのは「答えない子ども」
    語り手である直香の心理描写が繊細かつ毒気が強くて、人間の暗部に嫌気がさしながらも、ついつい引き込まれる。ママ友や子どもの友人を値踏みし、深い仲にはならないよう一線を引きつつも、一方でそのママ友の影響力を冷静に考慮し、決定的な対立を避けるため計算高く立ち振る舞う。

    子どものいない男の自分ですらも、直香の心理を理解させ、「ああ、やだやだ」と思いつつもどこか共感させてしまう、圧巻の心理描写でした。そしてストーリーも良かった。直香の子どもの描いた絵をめぐる謎が解けたとき、物語のゆがみは見事に修正され、暖かい気持ちの残る見事な一編。

    もう一つ好きな短編は「正しくない言葉」
    老人ホームで暮らす澄江は、隣室の孝子の息子の嫁である麻美子が、義母への不満を夫にぶつけている場面を目撃し……
    嫁姑間のリアルは不信の描き方、そして孝子がなぜ麻美子の持参したお土産を食べなかったのか、という謎に対しての人間の心理を描いた見事な解決。
    それだけでなく、すでに亡くなった夫や、他の家族に対し複雑な思いを抱いていた澄江がこの事件を通し、その心理がするすると解けていく描写も素晴らしかった。

    ミステリの謎が解き明かされるとともに、登場人物たちの今まで気づけなかったことが現れてくる。単なる謎解きやひりつく心理サスペンスではなく、登場人物の自分自身でも気づいていなかったゆがみが、謎が解けるとともに物語に現れる。その構成といい描写といい、本当によくできた短編集でした。

  • 全話の最後には、どんでん返しによって快感とカタルシスを強化した。OL、中高校生、ママ友、老人ホーム居住者という、バラエティー富んだ年代における「女性の友情」とそこに隠された想いが込められていた。一番興味を持ったのが「届かない招待状」。サークルの同期が結婚するたびに行われるメッセージアルバム作り、しかし自分だけ結婚式招待状が届かない。新婦は自分の過去の父親の事故の延長線上で「呼べなかった」のだ。お互いの想いが諒解した時、友情・同情を遥かに超える信頼関係が構築された。心から「おめでとう」と言えたに違いない。

  • 会社の方から頂いた一冊。

    短編は苦手で凄く時間がかかってしまったが、内容を振り返ってみると、どれもなかなか面白い。

    展開が私が読んだことがある作家さんとはやや違う部分もあって、なかなか面白かった。
    長編だったら、⭐️✖️4以上全てのお話につけていたかもしれない。

    なかなかストーリーが良かった(*^^*)

  • 女の友情の嫌な部分を描いてるいると思いきや、予想と違う展開で面白かった。
    実は各話がさりげなくつながっているのも面白い
    あれ、この名前って…?と気づけた時に嬉しい驚きがあった。

  • 「届かない招待状」は仲良しグループの中で自分だけ結婚式に招待されないという地獄のような状況で、読んでるだけでドキドキしたけど最後はどのお話も温かい終わり方で安心しました

    「答えない子ども」と「正しくない言葉」の旦那さんがとても素敵で、この2つのお話が特に気に入りました

  • 今ハマっている作家、芦沢央さんの短編集。

    『届かない招待状』
    どうして私ひとりだけ結婚式に呼んでくれないの?

    その真相を知った時、友情の深さに感動した。
    おめでとうって伝えられて良かった。

    『帰らない理由』
    恋人の僕と親友の彼女は主亡き部屋で対峙する。

    自分がミステリ脳になってしまっているんだなと実感した作品。親友である彼女は、ただの…って事実に笑いました。僕は心が貧しい少年だったね。

    『答えない子ども』
    幼い娘が一生懸命描いた絵をきっとあの子が盗ったのだ。

    ソウくんママが凄く良かった。私もこんな人と友達になりたい。素直で、自分が悪者になったとしても自分の気の遣い方を貫いていて。最後の知ってる、って一言も凄くほっこりした。

    『願わない少女』
    漫画家になる、同じ夢で繋がった親友についた私の嘘。

    首藤奈央が悠子と仲良くなる為に、漫画家なりたいと嘘をつく。毎日充実していた二人だけど、悠子の気持ちがどんどん変化していって…。なんだかどちらの女の子も好きになれなかった。

    『正しくない言葉』
    老人ホームでの隣人にはお嫁さんとトラブルがあるようで。

    今が一番幸せだって、だから自分の人生を楽しんでってそう言える人って素敵だな。澄江さんと孝子さんみたいな関係になれる友達が私も欲しい。

  • 心がざわり。これは悪意か、それとも。
    読み進めると救いがある。
    人の心の温かさに、生きづらい世の中ながら希望が見える。
    各章のささやかなリンクにハッとさせられつつ、須山くん、いい男性に成長したなとほろり。

  • 女の友情って、どうしてこうもドロドロしたものと思い込んでしまうんだろう。
    イヤミスだと思い込んで購入し読み進めたら、なんとも爽やかな読後感。見事に裏切られた…!

    だけど、こんなにもハッピーエンドに見せておいて『今だけのあの子』なんて突き放したようなタイトルなんだよね。
    私たちは"今だけの"付き合いで成り立っている。
    進路、結婚、出産、育児。たくさんの節目でたくさんの人と出会い、繋がり、そしていつしか疎遠になる。その繰り返しで年月が過ぎ去っていく。
    でも別に、それが悪いことだと言っているわけでもない。
    「いくつになっても楽しいことはたくさんあるし、つらいこともいつかはちゃんと過去になってきっと楽になる日が来る」のだから。

  • "今だけの"女の友情を切り取った短編5編。どの話もリンクしていて、繋がりに気づいた時はっとさせられる。
    大矢博子さんの解説もこの本をより深くさせてくれて良かった。
    一見価値のないものに思える今だけの友情だが、そうではない。今だけの友情の積み重ねがその人を作るのだという言葉に私も救われたような気がする。

  • 意外すぎる展開に涙が出そうだった。
    確かにこれは予想できない。
    作者に対する先入観と“女の友情”というテーマによって、見事に誤認してしまった。
    なんと言っても構成が素晴らしく、あの冒頭からこんな結末になるなんて誰が想像できるだろう。
    何気なく手に取った短編集が面白いとホント嬉しい。

  • 芦沢さんの短編にはハズレがないことを確信した上で読むことにした。
    芦沢さんといえばイヤミスのイメージがあるので、どん底に落とされるのかなと思っていたが、真相が分かった瞬間に心が暖かくなり感動してしまった。
    こんなタイプのどんでん返し短編集は読んだことない。
    読んでよかった、次も楽しみです。
    願わない彼女が特に好き。

  • どんでん返しをお約束にした短編集。どんでん返しって、バッドエンドかと思いきや、よもや…読後感爽やかで面白い本。

  • その友情いつまで?
    またね、連絡するね、が一生のお別れだったりするよね

  • 読後に爽快感があるうっすらと繋がりが見える5つの短編.

    1話: 親友の結婚式に呼ばれていないことを知ると共に,夫との浮気を疑い結婚式に招待状なしで参加.親友の父親が自分の実父で交通死亡事故をきっかけに母親と離婚していた.それでも親友との友情を確認.
    2話: 1話の親友の父の交通事故で亡くなった中学生の親友の女の子と幼馴染の男の児の話.亡くなった子と親友の仲が悪くなって...と思っていたものの,当人たちはお互いを理解し合っていた事がわかる.
    3話: 心配性で知らず識らずの内に子供に過干渉していた母親の話.2話の男の子がこの母親の夫でホームズ級の推理力を発揮する.母親がママ友とのトラブルを勝手にこじらせるも,ホームズの推理をきっかけにママ友の真実の姿に気付き,ママ友ではなく友人になるという感動者のストーリー.
    4話: 2話で亡くなった子がはまっていたBLの作者とその親友の話.この友情はよくわからん.
    5話: 2話で亡くなった子の祖母の話.老人ホームで仲良くなった人のトラブルを解決する過程で子供をなくした自分の娘の気持ちに気付くと共に,仲良くなった人と友達になる.

  • 女の友情というドロドロな印象とは反し、さっぱりした短編集。サクサク読めて、心が軽くなる。

  • 短編集あるあるの、それぞれの短編が微妙にリンクしている感。良き。
    ストーリーとしても女の友情や、思春期の独特なやり取りを描いていて面白かった。

  • すらすら読みやすい短編集
    別々のストーリーにおなじ人が別の形で登場するのがおもしろい
    主人公の母親が次の話では主人公の娘みたいな感じで

    特に最後の話すきだった
    一緒に漫画家を目指してた子が途中で漫画への情熱が覚めちゃって動揺する女の子の話
    人の気持ちは変わるってことがわかってないと裏切りって捉えてトラブルになるね

  • 新婦とは一番の親友だと思っていたのに。大学のグループの女子で、どうして私だけ結婚式に招かれないの…(「届かない招待状」)。環境が変わると友人関係も変化する。「あの子は私の友達?」心の裡にふと芽生えた嫉妬や違和感が積み重なり、友情は不信感へと変わった。「女の友情」に潜む秘密が明かされたとき、驚くべき真相と人間の素顔が浮かぶ、傑作ミステリ短篇集全五篇。

  • 自分自身の胸の奥深くにある、勝手な思い込みや悪意を晒されたような感覚。嫌だ怖いと思いながらも読んでしまう、さすがの1冊。それでも他の作品と比べてまだ救いがあるように感じました。

  • 以前読んだ時よりも自分が大人になって、身に染みる話が多かった。
    女だからこそ、人生のライフステージが変わっていくと、友人関係も変化していく。
    最近そのことに悩んでいたからこそ、また読みたくなって読んでみました。
    物事にはいろんな見え方があるんだよなぁってことを再認識させてくれるお話でした。

  • 長年の友との関係性に悩んだ時に読みたい作品。

    ライフステージが変わるとどうしても疎遠になっていき、その理由に少しでも妬みや嫉妬がついてしまうと罪悪感で連絡を取ることも億劫になってしまう。
    "女の友情"と聞くとドロドロして暗い話かと思ったが、自分の勝手な先入観だった事を気付かされた。

    別の作品だが、長年の友の幸せを心から祝福できないことに対し『神様でもあるまいし少しでも祝う気があれば十分。良いことがあったのは自分ではなく、友達なんだから』という言葉にすごく励まされた。

    一生懸命に友達でいる必要はない、その時々で楽しめる人を友と呼んでもいい、胸のシコリが取れるような優しい気持ちになれた作品だった。

  • GWに図書館で数冊借りて一気読みの中の一冊。
    宮部みゆきさんの後だったからか話が軽すぎて...

    題名からその時だけ仲良くて、その後疎遠になってしまうけどその当時には確かにあった友情..をじっくり描いているような内容かと思って読んだら全然違うので拍子抜け。
    1話目からして主人公が友達と夫の浮気を疑うの早すぎるし疑問に思って本人に確認しない主人公にドン引きした。というか全くリアルじゃない話ばかりで
    は???って感じで終わる話ばっかりだった。。

  • 文章が苦手だった。
    出てくる人たちがみんな被害妄想酷くて悦に入ってて嫌いだった。

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著者プロフィール

1984年東京都生まれ。千葉大学文学部卒業。出版社勤務を経て、2012年『罪の余白』で、第3回「野性時代フロンティア文学賞」を受賞し、デビュー。16年刊行の『許されようとは思いません』が、「吉川英治文学新人賞」候補作に選出。18年『火のないところに煙は』で、「静岡書店大賞」を受賞、第16回「本屋大賞」にノミネートされる。20年刊行の『汚れた手をそこで拭かない』が、第164回「直木賞」、第42回「吉川英治文学新人賞」候補に選出された。その他著書に、『悪いものが、来ませんように』『今だけのあの子』『いつかの人質』『貘の耳たぶ』『僕の神さま』等がある。

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