月光亭事件 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M お 6-1)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488490010

感想・レビュー・書評

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  • 300307824  B913.6-オオ

  • 一昔前のお屋敷トリック、児童向けとも思えないし、ちょっと意外だった。
    作風はいつものごとく真面目で誠実。
    (図書館)

  •  初版読了。


     作者の代表的な「狩野俊介」シリーズが出版社を変えての刊行…ということもあって数年ぶりにシリーズ第1作目に当たる本作を(この文庫本として読むのは初めてですが)読了した次第です。


     ノベルス版の刊行から随分年月が過ぎましたが…ひさびさに読んでみて感じたのは「ああ、作者独特の個性あるキャラクターと謎解き展開だなあ…」としみじみ。


     章立てが多い割には各章が短く、そして文体が読みやすいのでテンポよく一気に読了できます☆


     大掛かりなトリックや、解き明かされる謎に苦悩する12歳の少年という様子も、人間味あふれていてミステリー特有のせつなさが出ているかと。

     イラストを担当されてる方は「文学少女シリーズ」で繊細な雰囲気を描いていた竹岡さんということもあって、推理モノつながりとして担当された(と推察できますが)のはアリなんじゃないかと感じました☆

     ちなみに表紙絵だけで本文挿絵はありません。ちょっと残念な気もします。

  • とても読みやすかった。
    軽く読めるけど
    読んで満足できる一冊。

    シリーズものなので
    続きも読もうと思う。

  • 児童向けという感じの読みやすさ。このトリックには倉坂さんに通じるものを感じました。。

  • 挫折→再読しました。

    前半乗れないのはいつものことなので、挫折に関してはあまり気にしていませんでした。
    が、本棚に読みかけのまま置いてあるのがどうしても嫌で再読し始めたところ、結構すんなり読み終われました。

    深く読めていないところは多々あるので、恐らくまた読み返すと思います( ̄▽ ̄)b

    野上さんと俊介くんの関係が何だか微笑ましい感じで好きです。

  • 3+

  • 凡庸だった……。

  • ジュブナイル・ミステリの良作。中学時代、このシリーズをいくつも読んだ。

  • ミステリとしては複雑なものではないかもしれませんが、気持ちを楽にして安心して読めるシリーズです。

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著者プロフィール

1959年名古屋市生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。81年「星新一ショート・ショートコンテスト」で「帰郷」が優秀作に選ばれる。その後、会社勤めをしながら「ショートショートランド」「IN★POCKET」にショートショートを掲載。1990年、長編ミステリー『僕の殺人』を上梓してデビュー。2022年『麻倉玲一は信頼できない語り手』が徳間文庫大賞2022に選ばれる。

「2022年 『喪を明ける』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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