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- Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488494018
感想・レビュー・書評
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同じ説明が繰り返され、終わったと思ったら、まだ話が続いて、冗長に感じた。
ストーリーは興味深いが、登場人物の描き方が浅く、入り込めなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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解剖学教室を舞台にした物語世界はとても新鮮でした。献体を巡るあれこれ等、未知の世界を紹介する業界ものの小説として魅力が十分出ていると思いました。
犯人の造形も良く書けており、事件を捜査する過程や、次々に登場する容疑者、意外な犯人、という流れがとても良く、サスペンスとしては良質な作品だと思いました。「死体博物館」という雰囲気も良かったです。
しかし、推理の要素は稀薄だった為、論理的なクライマックスは盛り上がりに欠けた印象でした。 -
医学ミステリ。
解剖実習中に遺体からチューブが出てくる。そこには園部教授に対する告発と脅迫が書かれていた。さらに第二の脅迫状が発見されるなど次々と事件が起き、とうとう殺人事件が起こる。
ストーリーは良く出来てるし、テンポは良い。ただ、視点が定まらない感じとラストの強引さが気になった。特に犯人については唐突な感じだった。