- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488565107
作品紹介・あらすじ
「近いうちにおまえの愛しいその子を奪ってやる」脱獄した女妖は、そう告げて姿を消した。以来弥助は、養い親である、千弥の保護に息が詰まりそうだった。自分の命が狙われているのだ、弥助だって怖かった。だが、怯えて暮らすなんていやだ。普通に暮らし、妖怪の子預かり屋の役目も果たしたい。月夜公の強力な結界が張られた長屋の領域から出ないことを条件に、しぶしぶ千弥も弥助の願いを聞き入れたが……。大人気シリーズ第8弾。
感想・レビュー・書評
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シリーズ史上最大のピンチですね。ここまで粘着質な悪役はこれまでいませんでしたし。いろいろ不穏なものを残しつつ8巻終了ですが、どう決着がつくんでしょうか。
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今後が気になり、児童書版を読破している子どもに展開を聞きましたが教えてもらえず(笑)
シリーズも残り2巻。楽しみながら読んでいこうと思う。 -
2019年6月創元推理文庫刊。書下ろし。シリーズ8作目。長編1つと短編1つを収録。弥助を守りきった千弥に何がおこるのだろう。次回も、どきどきものです。
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「この世で一番かわいいのは弥助さん」
「よし」じゃないだろ -
結構高確率で弥助命狙われてるからなぁ…
読んだんだけど内容を忘れてしまった… -
紅珠が徐々に弥助に迫って来るのが怖かった。
続きが気になる。千弥はどうなる??
綾姫の魂もきっと王蜜の君に気に入ってもらえるだろうな。 -
シリーズ8巻にして、前巻の続編
このエピーゾはあとでどう活きるんだろう?どんな伏線になってるんだろう?と思いながら読み進めて、最後に納得できる安心して読めるシリーズ。
最後にさりげなく次々巻へのタネがまかれているとのこと。早くその続きが読みたくなる。
今までは親の子供に対する気持ちはどこか茶化される対象となっていたが、本作では大きな筋になっていた気がする。ってことは次々巻問題のなるテーマも。。。 -
ある出来事をきっかけに妖怪の子を預かるようになった弥助。
養い親である千弥と共に長屋に住んでいる。
と、いつもなら妖怪が絡む騒動がおきて解決!終わり!
…なのですが、
8巻は本気で弥助が狙われまくり、次から次へと危機がおとずれ、かなりハラハラな巻でした。
結局は騒動は落ち着きますが、千弥がそのために犯したことへの報いが、今後の物語にどう膨らんでいくのかが見物です。
9巻は番外編の予定だそうで、メインストーリーが進むのはは10巻予定だそうですが、番外編ぽく見えた話がメインストーリーでも大事なエピソードだったりすることもあるシリーズなので、気が抜けません!
余談ですが、このシリーズを読んでいると、
我が青春時代のコバルト文庫をなぜか思い出します。
こんな感じのシリーズをいくつも読んでいたので、その頃の自分を思い出して懐かしくなってしまうのでした。
同じように感じている方がおられたら、ちょっと嬉しいです。 -
弥助、命を狙われる/仲人屋のある一日
ああ 怖かった、何て恐ろしい計画。
ホントに死ぬかと思った。
十郎のつらい過去を失敗を聞かせてくれてありがとう。この先が少しでも明るいものでありますように