銀河英雄伝説 〈8〉 乱離篇 (創元SF文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488725082

感想・レビュー・書評

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  • ヤンが亡くなってしまう衝撃の巻。



    個人的にはファーレンハイトの戦死の方がショックでしたけども。

  • やっぱり面白い。
    8巻だけ読んでも面白い。

  • なんだか、とてつもなく大きなものが終わったと思った巻。永遠だと思っていたものは、こんなにもあっけなく消えてしまうものだったんだと愕然としました。
    この小説の主人公が、時々誰であるのかがわからなくなります。ラインハルトに、余りにも濃い暗い影がまとわりついているのが、たまらなく恐いです。

  • 残すところあと二冊、この日が来るのはわかってはいたけれどもつらいなあ。

  • フレデリカの「りっぱなんかじゃないわ。民主主義なんて滅びてもいいの。
    あの人が、私の傍で半分眠りながら本を読んでいてくれたら」のあたりで号泣。

  • この巻も入れてあと3冊で本編が終わってしまうー!!

  • 専制君主と民主主義、どちらが理想の政治体制か・・・SFという体裁をとりながらも、そういうことも考えさせられます。20年前に書かれた作品ですが、今読んでも面白さは損なわれていません。ヤンの死を迎えて、物語は佳境を迎えます。

  • 戦いを欲し、勝つことを欲して止まぬ気概が薄れているのはラインハルトらしからぬし、ここまで来て[more]凶弾に倒れるヤンもまた意表をついてくれる。

  • 2023年度【国際学部】入学前知トラ「課題図書」推薦作品

    OPAC(附属図書館蔵書検索)リンク
    https://opac.lib.hiroshima-cu.ac.jp/opac/volume/490667?locale=ja&target=l

  • この巻は涙無くして読み進められない.本人より,その周りの人間達が,より親近感を感じる為人を持つため,どうしても周りの人達に自己を投影し,その気持ちに思い至り読者も悲しみに耽ってしまう.全く予想外でもない,淡々とした歴史書のような筆致にもかかわらず凄い手管としかいいようがない.

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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