- Amazon.co.jp ・本 (777ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492313640
作品紹介・あらすじ
インセンティブ、情報、技術革新の重要性を取り入れた現代ミクロ経済学。
感想・レビュー・書評
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経済学を体系的に学びたいと思い、手に取った。
豊富な具体例を用いて、経済学の理論を定性的・直感的に説明するというスタイルの本。大変わかりやすい。ページ数は多いが、読むことに対してストレスは感じなかった。
数式は殆ど出てこない。この点はこの本の長所であり、かつ、短所でもある。モデルを正確に理解するためにはやはり数式は必要だろう。
ややこしい数式がでてきて経済学を学ぶことを挫折したという人はこの本でインサイトをつかんだ上で、もう経済学に一度チャレンジしてみてはどうだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この間読んだケインズ学会の本をきっかけに5年ぶりに引っ張り出しました。相変わらず読みやすい印象は変わらない。
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長かった
だけどついに終わったぞ
そんな感じのする一冊でした
ただ話はわかりやすく読みやすい
700Pもありますが、それだけの価値がある一冊
ノーベル経済学賞はだてじゃない
経済学をちゃんと身につけたいなら必読だ!と文句なしの一冊です
そして数式もないので自分のような未経験者におすすめ -
教科書なので重厚だが、その分巷に出回っている「経済がよくわかる本」系の本と比べて説明が誠実であり、読む価値はあると思う。なんていうか、世の中の仕組みがわかった気がしました。話の流れは完全市場→不完全市場であり、簡単な場合をまず押さえてから現実的な流れという感じです。
地味に補論で展開されている訳者による定量的な解析が面白いです。ちなみに、入門編を読まなくても理解できます。 -
学術的な内容であり、かつ、700ページ以上あるので、一般書のような感覚で読むわけにはいかず、骨が折れる。英語を和訳した教科書であり、ぎこちなさは感じるものの、分かりやすいように書かれている。最新の現実経済に対する解説がされている点が輝きを放っている。計算問題の演習はない。