市場の真実: 「見えざる手」の謎を解く

  • 中央経済グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502657603

作品紹介・あらすじ

支配的な経済モデルというものが存在するのだろうか。本書の主張は、ユニバーサルな経済モデルなどないということである。繁栄している国はどこも市場経済に基づいているが、その市場は社会、政治そして経済のコンテクストにしっかりと根付くことによって機能している。

感想・レビュー・書評

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  • 20071122
    よみではありそうまたかりる

  • 完全競争モデル、その完成型である一般均衡理論を思想のベースとした古典経済学から、市場原理主義的なアメリカンビジネスマネジメント(ABM)への変遷を経た現代経済学において、ABMが見落としいてる部分(動機の重要性、非市場的な諸制度の役割等)を、ひとつづつ着実に理解する事が重要。そんな立場から、最新の経済学が市場経済をどうのようなものとして理解しているかを解説。

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著者プロフィール

ジョン・ケイ(John Kay)
イギリスを代表する経済学者のひとりであり、現在はオックスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジ・フェロー。フィナンシャルタイムズ紙に長年コラムを執筆し、イギリス政府の依頼により証券市場改革案(ケイ・レビュー)をまとめたことでも知られる。財政政策研究所ディレクター等歴任。著書に『金融に未来はあるか』(ダイヤモンド社、2017年)、『世界最強のエコノミストが教える お金を増やす一番知的なやり方』(ダイヤモンド社、2018年)など。

「2023年 『強欲資本主義は死んだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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