ファシリテーション入門

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110260

感想・レビュー・書評

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  • 短いながらもまとまっており、ファシリテーションの基礎的なことを知りたい場合には良い本だと思う。

  • 【芝蘭友のトップストーリーニュース】vol.27で紹介。http://www.shirayu.com/letter/2009/000072.html

  • 東2法経図・6階開架:B1/3A/1026/K

  • 基本的な技術は参考になるが、結局、実戦をこなしていかないとなかなか身につかないだろう

  • ファシリテーションの基本事項がコンパクトにまとめられていた。ただし各項目についての深掘りは別の本で必要だと思う。

  • 入門書。コンパクトにまとまっているのであっという間に読めたが、記憶にはあまり残らなかった。過去に読んだNBもそんな本だった。読み手の問題かもしれない。

  • とある事情で必要に迫られ、積年の積読本を読破。本書では、ファシリテーションのスキルを場のデザインのスキル、対人関係のスキル、構造化のスキル、合意形成のスキルとしておりますが、これまで体系的な知識がなかったこともあり、今までの印象というか理解とはやや異なるものの、日本人に非常に受け入れやすい構成になっていると思います。本書にもある通り、コミュニケーションに長けた人はごく当然のように駆使しているスキルを整理しており、オフィスでの会議やプロジェクトのマネジメントだけでなくビジネス以外のグループ活動でも活用できる内容がまとめられています。

  • 今まで自分が部分的にやっていたことを体系だてて整理できた。あとは実践をしっかりしていきたい。

  • 2018/2/6

  • ファシリテーションスキルを高めたく、関連本を複数購入。1冊目としてチョイス。著者の堀公俊氏は、日本ファシリテーション協会を設立し、初代会長になられた方。ファシリテーション関連本で検索すると、この本が多くの方が推されている。

    感想。基礎スキルがコンパクトにまとまっていて良い。文庫本の手軽さも良い。最初に読むべき本。思っていた以上にドッグイヤー多い。

    備忘録。
    ・ファシリテーターの仕事は、どんな目的の為に、誰を集めて、どんな議論をするのかをデザインし、会議の進行を考え、会議のプロセスをリードすること。
    ・ファシリテーションの効果。成果に達するまでの時間の短縮、メンバーの相乗効果の最大化、メンバーの個性の活性化。
    ・ファシリテーターに求められる基本スキル。①場のデザインスキル(目的、メンバー、進行の設定)、②対人関係スキル(傾聴、復唱、解説、質問等)、③構造化スキル(発散された意見を論理的に構造化する)
    ・目的と目標。目的はいわば方向性。目標は飛距離、到達点。
    ・問題解決型ファシリテーションのプロセス。目的と目標の設定→原因の探求→原因の分析→解決策のアイデア立案→アイデアの評価→解決策の決定。
    ・人それぞれに考え方の枠組みがある。自分の枠組みの中で正しく伝えたと思っていても、相手は相手の枠組みの中で解釈するので、意味が異なることがある。
    ・感情的になっている相手に対して、頭ごなしに「まあまあ」といっても逆効果。まずは相手に合わせて同調し、相手と親和的な関係を作ってから質問的に意見を。
    ・断定的な意見に対してのオープンクエスチョン「それは何を意味しているでしょうか?」。
    ・オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンの組み合わせで、話の行き詰まりを打開する。
    ・否定形の質問よりも、肯定形の質問。なぜ上手くいかないの?ではなくどうやったら上手く行くの?
    ・沈黙に耐えられず質問を投げまくるファシリテーションは今ひとつ。オープンクエスチョン&クローズドクエスチョンで打開を。
    ・主張を全員に正しく理解させる。同じ解釈を持ってないと議論は噛み合わない。
    ・メンバー同士のコンフリクトには、考え方の枠組みをそれぞれに説明させ、相互理解を促す。

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著者プロフィール

組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。大阪大学客員教授(テクノロジーデザイン論)。
1960年神戸市生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。ミノルタにて製品開発や営業企画、経営企画に従事したのち独立。2003年に日本ファシリテーション協会を有志とともに設立し、初代会長に就任。組織変革、企業合併、教育研修、NPOなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開している。ロジカルかつハートウォーミングなファシリテーションに定評がある。

「2022年 『ファシリテーション・グラフィック[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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