ファシリテーション入門

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110260

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。ファシリテーションを知るにはいい本だと思う。
    ただ、実践には「チーム•ファシリテーション」の方がいい。

  • 8年前に上梓された本である。組織による問題解決が硬直化しており、従来型のリーダーシップとマネジメントが限界にきている。新しい日本型リーダー像を目指して、支援型リーダーシップをとるために、ファシリテーションが重要な役割を担う。

    8年前の言葉がそまま現在でも通用する。未だに日本が低成長から脱却できていないのか、または小生が勤める会社、業界が抱える問題であろうか。

    社内研修でも、プロのファシリテーターが登場したり、コーチングやファシリテーションの研修はあるももの、現場で根付いているとは言い難いものがある。

    本書は「入門書」であるので、ファシリテーションに関する一通りの流れは理解できる。本書の中でも述べられている様に、「どんな場面でもひるまない度胸をつけることが大切であり、そのためには出来るだけた様な場を経験しなければならない」

    ファシリテーターとは、単なる議事進行役ではなく、人と人との恊働の場を育み、活動そのものに意味を与ていくというファシリテーターの責務をまっとうする為には、高い志を忘れてはいけない。

    要するにこの高い志を保つというのが大変だから、社内で優れたファシリテーターを見かけないんだな。

  • ファシリテーションの概論という感じ。
    ファシリについての本を読んだことがなかったので入門と書かれた本書を選んだが、自分が思っているような内容ではなかったので、評価を低くした。

    細かいツールを学ぶなら別の書籍にした方が良いと思われるが、
    Tipsはある程度含まれている。
    たとえば、グラウンドルールの設定(p63)や、承認欲求を満たす傾聴の重要性(p88)、コミュニケーションスキルとしてのペーシング(p94)、合意形成のための手法(p160)、フィードバックによってジョハリの窓の開かれた窓を広げること(p180)
    など、気を付ける点が散らばっている。

  • 帯文:"組織のパワーをとことん引き出す。" "チームでの問題解決を促進する最新手法" "会議運営から組織変革まで、ビジネスで幅広く活用できる対人&思考スキルを体系的に紹介。"

    目次:[I]脚光を浴びるファシリテーションの技術、[II]応用が広がるファシリテーションの世界、[III]場のデザインのスキル―場をつくり,つなげる、[IV]対人関係のスキル―受け止め,引き出す、[V]構造化のスキル―かみ合わせ,整理する、[VI]合意形成のスキル―まとめて,分かち合う、[VII]ファシリテーションの実践に向けて、ブックガイド

  • 本の構成がとても読みやすいと思う。書名に示すとおり、入門編であるが、良く分かる書き方だと思う。各章末に設けられた、COFEE BREAK 実際のアイスブレークの方法が示されており、とても参考になった。図については見づらいため分かりづらい。原因は小さいこと(大きさが)。

    p52
    問題解決4つのスキル(SECI
    1場のデザインスキル
    2対人関係のスキル
    3構造化のスキル
    4合意形成のスキル
    p60
    場のデザインスキル5つの要素
    1目的
    2目標
    3規範
    4プロセス
    5メンバー

    形式知と暗黙知
    喩えの方法(伝える技術)
    形 レポート、マニュアル等、言語化できる知識
    暗 勘、コツ、イメージ 言葉で表せない知識

    ロジックツリーの使い方

  • みんなの意見を見えるようにして、言いたいことを言いやすい雰囲気を作りながら、みんなで参加した合意形成をしたい。と思うし、できないことではないと思える。

  • 資料番号:010845717
    請求記号:336.2/ホ

    『仙台市荒浜地区の図書館員による、あのとき役に立った本』
    ※今回、ゆうき図書館3月のイベント棚では、仙台市荒浜区で被災した図書館員の方に、ご協力頂いています。

  • 新書ということもあり、コンパクトに著者の考えるファシリテーションについて全体的にとりまとめており、全体を把握するのには役立った。
    ただし、本書だけではものたりないかも。内容が被る部分が多い「問題解決ファシリテーター」を読んだほうがいいと感じた。
    この本を読んで実践できるかというと疑問はあるが、具体的な質問の仕方などが記載されており、経験を積みながら、部分的に取り込む、もしくは、ある程度経験を積んだ人が、改めて不足している部分を探すのに有効に使える本だと思う。

  • セミナー
    セミナー

  • 堀さんのセミナーに参加した上で読了。やはり本のほうが内容が薄く感じる・・・
    ファシリテーションは複合力
    ロジカルシンキング、リーダーシップ、ハンドリング、間ファメーション、グラフィック
    仮説のない人間が、どこまで客観的に進めるか
    議論の中心にはならないが、議論を把握し、進化させる
    実践の機会が少ない

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著者プロフィール

組織コンサルタント、日本ファシリテーション協会フェロー。大阪大学客員教授(テクノロジーデザイン論)。
1960年神戸市生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。ミノルタにて製品開発や営業企画、経営企画に従事したのち独立。2003年に日本ファシリテーション協会を有志とともに設立し、初代会長に就任。組織変革、企業合併、教育研修、NPOなど多彩な分野でファシリテーション活動を展開している。ロジカルかつハートウォーミングなファシリテーションに定評がある。

「2022年 『ファシリテーション・グラフィック[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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