いまさら聞けない ITの常識 (日経文庫)

著者 :
  • 日本経済新聞出版
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本棚登録 : 238
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532114091
#IT

作品紹介・あらすじ

「弊社もAIで新サービスを立ち上げよう!」「システム改修なんて、2週間くらいでできるんじゃないの?」――こんなことは起きていませんか?IT化が進む一方で、ITを活用できる人は多くありません。流行に惑わされず、事業や自身にとって有用な技術を理解し、使いこなすために知っておきたい基礎知識をまとめました。本書は辞書的なIT系の用語解説書ではなく、コンピュータ言語やデータベース構築技術などを教える専門書でもありません。エクセルのマクロから人工知能のディープラーニングまで様々な技術を取り上げ、その技術がどのような領域で、どうやって使われているか?その技術を導入・利用することで、どれだけ業務負担が軽減されるのか?といったことがわかる、実用的な入門書です。

感想・レビュー・書評

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  • あまり面白くなかった。想像していた内容とは違った。それよりもタイトルについて。はいまさら聞けないITの常識より、いまさら聞けない漢字の方がいいかもしれない。この本に出てくる漢字なんだけど、巷間、改竄、陥穽あたりは読めるけど、膾炙(かいしゃ)、嚆矢(こうし)になるとなかなか読めないと思うんだけど。僕は何とか知ってたからいいけど、どうやって調べるんだ?嚆矢なんか僕のスマホは変換してくれなかった。もっと簡単な言葉を使った方がいいと思う。

  • ビフォー
    IT系の勉強も仕事もしたことがなかったので、ITの知識が足りていないと自覚していた

    気づき
    ブロックチェーンは何故注目されているのか、それはその仕組みが生み出す安全性からだった
    論理的思考力を若者が身につけても、社会や企業がその能力を有した人材を求めていなければ意味がない

    TO DO
    ブロックチェーンや深層学習はまだ理解が及ばないので、もう一冊読みたい。


  • タイトルのイメージとは異なり単なるIT用語集ではなく、ビジネスの場でITを導入するにあたって役立つ内容でした。
    ビジネスシーンでIT導入するまでの今までの歴史もありイメージしやすかったです。

  • タイトルから、初心者向けのいろは解説かと思っていたけど、ある程度ITに馴染みがないと、色々調べながら読む必要があるかなと感じた。
    少し難しい部分もあったが、全体的にわかりやすくて面白かった。セキュリティの話が特に勉強になった。

  • 平易に書いてあるので 、ITに苦手意識がある自分でも苦労せずに読めました。苦手意識があるけど
    ITについて勉強が必要な方にお勧めです。

  • ノートに記録済み

  • 〈全体の感想〉
     「いまさら聞けない」とか「常識」と言った言葉がタイトルに入っているのでIT初心者向けの丁寧でわかりやすい解説書かと思っていた。しかし、いざ読み始めると「難しい」と感じてしまった。特に第1章と第2章はITに詳しくない私には難しい単語が多く、全て調べていると読み終わるのにとても長い時間を要してしまいそうで、正直ある程度はわからないまま進んでしまった。今後は基本的な用語を覚えていきたいと思った。
     基本的な用語も解説しつつ、過去の歴史や今の社会の現状、今後の課題なども書かれている。さらにITだけでなく、私たちの心の持ち方についても言及されていて心を打たれた。

    〈面白かったところ〉
     大手のテック企業が大量の個人情報を蓄えているデータセンタを冷却するためにデータセンタをコンテナに入れて海中に沈めたり、山中の雨にさらしたりしていると言う話が原始的な方法だなあと思って面白かった。

    〈反論・疑問点〉
     BPRにおいて、無理にIT化する必要はなく企業システムのどこにITを用いるかの考慮が必要だと述べている一方、EPRのようなパッケージシステムを導入した方が良いと述べている箇所もあり、素人の私からするとそれらは相反するような気がしてしまった。ただ、BPRと言っても大企業から中小企業、個人事業主によって状況は異なるという話も聞くので一般的に語ることは難しいのかもしれない。

  • IoT、AI、ブロックチェーンなどの用語だけでなく、日本が抱えるITに関する問題点などについても学ぶことができました!

  • フィンテック、クラウド、4G、5Gの話に始まり、通損、ネットワーク、インターフェースの形状の話
    アルゴリズム、プログラミング、システム化
    IOT、ブロックチェーン、AIによる機械学習、ディープラーニング、IT人材の育成

    IT人材の育成は国がようやく、プログラミングを必修科目に入れたことで、論理的思考に繋がる学習ができるとのこと。ただ前提となる根拠や拠り所を持たないで、力を入れるというのは不安な感じがするので、情緒の育成とバランスよくやってもらいたい感じはします。

    それらを浅く広く知ることが出来ました。解説も丁寧で、分かりやすく読みやすかったです。

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著者プロフィール

中央大学国際情報学部教授

「2021年 『デジタル/コミュニケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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