会社が嫌いになっても大丈夫

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532195472

感想・レビュー・書評

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  • 休職中の身としては、非常に言いたいことが分かる。
    うつ病の苦しみと会社との関係など。

  • エリート会社員時代に鬱を患った作者。
    その周辺の苦悩と行き詰まり、出口を探してもがく様子が語られるものの、鬱からの脱却がこの本の主軸ではない。
    これは、一人の会社員男性の個性化の過程である。

    読後、彼の経歴を調べてわかった、最終的には定年までその会社で勤め上げたこと。ライフワークを見つけてからも、会社からは去らなかった。
    多くの転身者を取材し続け、「こころの定年」を定義づけた著者だが、彼の選択はそれだった。
    そこがなんだか、逆に清々しかった。

  • 家族にも恵まれ、順調に出世をしたサラリーマンがある日、突然うつになってしまい、休職している内容。

    自分が休職している身なので、共感できる内容である。

  • タイトルはどっかで憶えていたんですが、「会社が好き???」な私にとっては、関係のない本と思って、手にも取らなかった憶えがあります。
    会社の社内ブログで著者の方を紹介されていたので、読んでみようかと思い昨日、本屋さんで買いました。
    メンタルヘルスが主テーマに見えるんですが、実は、読み進めると、自分のライフワークが持てるかというのが、メインのテーマです。
    メンタル的には、強い???私も、ライフワークの話は参考になりますし、メンタルヘルスとライフワークってこんな感じでつながっているのかと考えさせられました。
    ライフワークに関して、著者は、ビジネスマンから、いろいろな職業に転身された方をたくさんインタビューされているそうです。こっちの具体的な話は、この本では触れられていませんので、別の本を読みたいと思います。

  • 割りと若いうちに読むといいかも

  • エリートコースをひた走り順風満帆だった会社員が、抑うつ状態に。休職・復帰を繰り返しながら、本当の自分の生き方を模索し、新たな一歩を踏み出していく。自分自身と向き合うことを考えさせられる一冊。

  • なんだかよく分からない本だった。
    作者は「うつ」で会社を3回休職しているが、なぜそうなったのかがよく分からない。うつというのは、もちろん、これといったクリアな原因がないことも多いのだろうけれども、この本の場合、クリアでない原因もよく分からない。
    で、作者は社外に、活動の場というか、関係の場を求めて色々と活動する訳だけれども、何がやりたかったのか、読んでいる方には今ひとつ伝わってこないし、それらの活動を会社勤務を続けながら行っているところも、なんとなく腑に落ちない。

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著者プロフィール

楠木 新(クスノキ アラタ)
楠木ライフ&キャリア研究所代表
1954年神戸市生まれ。1979年京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に経営企画、支社長等を経験。47歳のときにうつ状態になり休職と復職を繰り返したことを契機に、50歳から勤務と並行して「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2015年に定年退職した後も精力的に活動を続けている。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授を務めた。現在、楠木ライフ&キャリア研究所代表。著書に、『人事部は見ている。』(日経プレミアシリーズ)、『定年後の居場所』(朝日新書)、『定年後』『定年準備』『転身力』(共に中公新書)など多数。

「2022年 『自分が喜ぶように、働けばいい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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